デビュー以来ずっと応援してた推しの子がいます。いました。います。どっちだろ。
その子はとある事情で去年からしばらく活動を休止してたんだけど、私はそうした事情を知らず、「ひっそりと引退しちゃったのかな……」とさびしく思っていました。
ところが先日ツイッターで復帰の告知があったことを偶然知り、私は欣喜雀躍したのです。
引退してなかったんだ……! 本当によかった……!!
そしてついに今週、心待ちにしていた復帰第一作が出ました。
ワクワクしながら作品紹介を見た私は、掲載されている情報を見て愕然としたのです。
「え? キャラが、変わっている……?」
推しはもともと清純派で、ウブなJKやJD、ややサイコな不思議ちゃんの後輩、みたいな役どころが多かったんです。
グーにした手をあごのあたりに持ってきて「ウフフ」って笑うようなカマトトな仕草をしてもまったく違和感がないタイプ。国民の妹タイプ。
ところが復帰作のサンプル画像には、両方の乳首から母乳をビュービューほとばしらせている推しがいたのである。
「母乳モノかーい!」
俺は叫んでいた。
とある事情=妊娠・出産からの復帰ということで、かつて奥ゆかしくピンク色でともすれば陥入がちだった乳首は、今や堂々としたお母さんのそれになっていた。でかいし茶色い。
驚いたのは、体の線が活動休止以前とそう変わらないこと。プロ意識の高い彼女のことなので、復帰にあたってきっと血のにじむような努力でコンディショニングをして、妊娠出産の影響を払拭したに違いない。
大きすぎず小さすぎず、私の手のひらにちょうどフィットしそうなジャストサイズの乳房とまろやかな質感までが妊娠前とあまり変わらないのは不可思議ですらある。
人妻カテゴリに華麗な転身を遂げたかつての推しを、私は今後も推していくことができるのだろうか。
それは私が決めることではない。
息子がはっきり答えを出してくれるはずである。