財布の中の万札がなくなるたびに1万円か2万円をATMで引き出していたが、後で通帳を見返すと「10,000円」や「20,000円」の文字列が何行も羅列されてしまう。この引き出しの全ては本当に自分がやったのだろうか、もしかして一件くらいは他人がカードを偽造して引き出したものではなかろうかと気になってきた。
対策として引き出し金額にチェックサムを用いることにした。チェックサムといってもアルゴリズムはシンプルで、各桁の総和が10で割り切れればOKということにした。1万円や2万円といった切りのいい数字はNGであり、これを避けるために、「9,010円」だの「20,800円」といった金額を引き出すようにした。こうすれば切りのいい数字で引き出された時に不正だと気付くことができる。
この手法は効果てきめんだった。硬貨が不足してる時は「20,990円」、千円札を補充したい時は「9,100円」などと引き出すのだが、後から通帳を見直した時でも引き出した時の財布事情を思い出せるようになった。不正引き出しされているのではないかという不安もなくなったし、預金を引き出したことの意識とともに金銭感覚も高まった感じがある。特にこの手法の欠点は無く、強いて言えば、コンビニATMでは硬貨の引き出しができないので「19,000円」・「28,000円」などと引き出し額の選択肢が狭まってしまうことくらいだ。
みんなは引き出し金額をどのように決定しているのだろうか?増田やブクマカはインテリが多いから、きっと私よりも優秀な手法を用いていることだろう。
毎月既定の日に4万おろす