2020-05-20

作品内の事象倫理的是非が明らかにされている

まあわかるんだけど、「作中で明らかにされていない」からって「メタ的に明らか」な作品曲解して叩くなと思う時はある。

主人公が悪役であり、何の罰も受けることなくのうのうと生き残り、「悪徳の栄え」が描かれるサイコホラー作品みたいなものもある。

あるいは例えば「悪人」を「ボコボコに殴って解決!」というのも現実には「悪」だが、それ自体が「現実にはできない許されないからこそ求められるカタルシス」でもあり、決して私刑肯定しているわけでもなかろう。

最近話題の「連ちゃんパパ」を読んで「犯罪を美化している!」と批判する人も、少年誌のバトル漫画を「私刑肯定している!」と批判する人もいないだろうが、性表現など別の文脈になると途端に脳がバグる人はしばしば見かける。それには、「性の正しいあり方」なるもの根底にあり、そこからはみ出たセクシャリティ排除しようとしている、以外の説明ができるのだろうか?

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん