2020-04-03

国と企業個人が今やらなきゃいけないこと

東日本大震災とき毎日原発の動向にヒリヒリしてたのと同じ以上に毎日ヒリヒリしてる。

そんな状況で自分が何を考えていたかの記録を残しておきたくて自分なりに整理してみた。

行政(国、自治体

重症患者用病床・リソース確保

どれだけの数を揃えれば十分という予測も難しいとは思うけど、仮設でも数を揃えないといけないのは

イタリアスペインアメリカの状況を考慮すると察せられる。

リソースは人工呼吸器と医療スタッフスタッフ使用するマスク、防護服。

これは足りないのであれば、国内製造工場を持ってるメーカーに依頼してすぐに増産しなきゃいけない。

もし余ったなら、日本より遅れて感染が始まる国に提供すればいい。

医療スタッフに関しては通常医療との兼ね合いにしかならないのが怖い。

海外では引退したスタッフ現場復帰させるとかの手を打ってるけど、そうしてでも数を増やしてローテーションして疲労を抑えていかないと破綻する。

無症状orごく軽症で服薬で済むなら、診断と処方自動化できないかなーとは強く思う。

処置自動化はまだ当分先だろうけど、CT画像診断なんかはかなりの精度で診断できるはずだから今後のためにそういった技術開発も必要

軽症、無症状患者隔離施設確保

重症用の病床もだけどもっと不足してるのがおそらくこっち。

ここが間に合わないと結果的キャリアーを放置することになって感染が止まらなくなる。

この施設には医療スタッフは最低限で良いはずだから、無症状患者自身による施設管理を考えても良いと思う。

ポストコロナ世界では未感染者と既感染者(免疫保持者)で違う生活を送る、物語の中の階層世界が来るのかななんぼんやり思ったりもする。

ただ、免疫保持者がある程度動かないと国全体の完全な機能停止はできないから、相応のインセンティブをつけて活動してもらうべき。

食料の確保と配給手段検討・準備

封じ込めのためのロックダウンを行うのであれば、最も"不要ではない"外出は食料品の購入。

そこでの感染拡大を防ぐのであれば、食料配給の検討もしなきゃいけないと思う。

ただ、汚染されていないことの担保をしながらの全国的な配給って現実的ではない気もしてしまう。

ぶっちゃけ景気刺激のバラマキより、国主導で生活ができる準備のほうが優先順位圧倒的に高いと思ってる。

電気、ガス、水道事業者への資金投入

引き落としの人は良いけどコンビニとか銀行振込にしてる人は、支払にいけなくなると滞納でライフラインが止まる可能性がある。

幸い凍死しる時期では無いけど、夏まで伸びてエアコン使えないとかはかなりまずい。

その時は自宅待機で出社せず全家庭がエアコン使うとなると消費電力もかなり膨大になりそう。

企業店舗が稼働しない分でトントンになればいいんだけど・・・

あと、原油の輸入が減ったり止まったりするとそもそもの発電量がガクッと落ちることの対策必要。(そんな対策あるのか?)

企業への雇用維持資金の投入

これしないと企業経済活動止められないか、大量解雇して自殺者だらけになる。

あらゆる手段を使って資金調達して行うべき。

同様に個人事業主フリー労働者に対しての保障も。

WEBでの各種申請の仕組み構築

どんな保護政策を打ち出したって「窓口にお越しください」じゃ意味ない局面が実際に訪れた。

必要な届け出をWEBで完結するための仕組みは必須。ついでに選挙WEBでできるようにしてほしい。

これを言うと、WEBが分からない人はどうするんだって言う人もいるけど、

じゃあ窓口に書類出したり選挙投票者名前書くときに識字できない人はどうするのって話。

そういった意味では、ただでさえ遅れてるIT教育のより一層の強化は必要だと思う。

企業

経済活動の停止

インフラ系の事業者を除いた企業はできるだけ早く活動の停止or完全在宅勤務にするべき。

仮に従業員から感染者を出したとき従業員健康ももちろん大事だけど、

活動自粛をせずに病気を広めた企業として認知されたら、実質もう終わりでしょ。

従業員管理評価方法見直し

コロナ間中だけじゃなくて、終わったあとにこそBCP観点から最優先で取り組まなきゃいけなくなる。

東日本大震災のあとには拠点サプライチェーンへの対応としては対策がある程度なされただろうけど、

全国的な人の移動を止めなきゃいけないことへの対応はまだ全然できてなかった。

紙とハンコの決裁フローとかもマジで害悪

リモート環境の構築

従業員に任せるな。ちゃん企業で用意しないとだめ。暫定的ものでもいいから。

必要性が高く不足する物の増産

国で強制的やらせるわけにもいかないことがほとんどだからこそ、

企業自発的国民を助けるための活動をするべきだし、

その内容は大いに広報PRとして活用すべき。

国の、人の命と生活を助ける。これ以上のブランディングはない。

個人

適切な医療機関へのアプローチ

国が出している「疑いの条件」「その際の連絡先」をしっかり守って、可能な限り医療現場の圧迫を避ける。

また、ロックダウン前までは可能な限りの行動自粛と、きちんとした自分の行動の記録。

もし感染が判明したとき、経路をきちんと医療機関や行政に伝えられるようにしておく。

あとは隠さない、うそつかない。

買い占め禁止

言わずもがな。外出の必要性がほぼ無く、すでにマスク溜め込んでるのにまだ買おうとしてるやつとか○ねばいいのに。

状況が進めば食料の買い占めは心情的にどうしても発生してしまうと思うから

なるだけ早い段階で国が準備して援助がある旨を通達できるようにしてほしい。

インドアでの楽しみの発見

謹慎生活でのストレス緩和のために多分めちゃくちゃ大事

特に子供がいる家庭で、子供ストレスが高まっていくと親の負荷も一気に高まるからそこのケア方法

各家庭で考え実践してシェアできるようにすることを進めていかなきゃいけない。

情報リテラシーの強化

最終的な行動と判断はそれぞれ異なってくるのは当然だけど、

せめてその前に正しい情報の集め方、入ってくる情報の正誤の判断はある程度できるようにならないと。

また、リテラシーは発信することに関しても必須デマとかもってのほか

恐怖のコントロール他者への寛容さ

例えば相応の住人がいるマンションだったりすると、もし誰か感染者出たら十中八九白い目で見られる。

ほとんどの人がなりたくてなってるわけじゃないんだから、できるだけ寛容になるべき。

そのための一番のハードルが恐怖。怖いから警戒するし、危険タネとなる人に厳しくなる。

恐怖はできる限り慎重さとできうる準備に変換して、心の片隅に置いておけるように。

楽観さ

行動を楽観的に行うのではなく、できる限りの準備をしたうえでの先行きに対する楽観性は必要

ずっと悲観的にいても心がつらくなってしまうから、できることをした上で自分や周りの人や将来を信じる。

情報リソース提供

自分が知っている身の回り情報を発信したり、逆に行政からの発信を周りの人に教えてあげたり。

あとはビットコイン採掘で一時期流行ったけどPCリソース演算に貸すような仕組みが、

今回のウイルス解析やワクチン開発とかでも一部使われてるからよかったら参加してみる。

3Dプリンターで人工呼吸器のパーツ製作みたいな話もあるみたい、すごいね


もっといろんな情報知ってる人とか賢い人は、もっともっと有効なこととかも考えられるんだろうけど、今の所これくらいが精一杯かな。

1年後とかに見たら気付けてないこと、勘違いしてることだらけなんだろうけど、考えることってやっぱり大事から

今時分が何を考えて、どう思ってたのかはちゃんと振り替えれるようにしておきたい。

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