計画が嫌いだ。
計画というのは「将来こうなるだろう」と勝手に決めたことであって、実際にそうなる証拠は何もない。
これに対して実績というのは現実に起きたことであって、たとえ受け入れたくないことだろうと揺るぎない事実だ。
だから、計画と実績に違いがあった場合は実績の方が常に正しい。
計画と比べて実績が遅れたのだとしたら、計画の方が事実と合わなかったということになる。
ところで、OODAという概念があるのは、計画なんて当てにならないからだ。
OODAはOの観察から始める。当てにならない計画ではなく、実際に起きたことを観察することから始める。
計画を立ててその通りに進めるのが良いことみたいに思われてしまったのは、製造業が発展したからだと思っている。