2020-03-14

リス限は滅んでほしい

リス限が嫌いだ。

嫌いなものは見ないに限るのでミュートしている。

にもかかわらず、たまに被弾する。

いや、流れ弾に当たること自体は仕方がないと思う。

地雷CPとか解釈違いとかネタバレでも被弾するし、そこは「見なかったことにする」スキルが発動する。

ただリス限を見ると、つい心の包丁を振り回してしまう。

“リス限”とはなんぞや?という人もいると思うので簡単説明すると、

“ぷらいべったー”というサイトにおいて記事投稿する際の、公開範囲ひとつである

リス限とは“リスト限定”の略だ。

公開範囲をリス限にすると、ぷらいべったー投稿者のTwitterアカウント指定したTwitterリスト登録されている人だけが投稿された文章画像を見ることができる。

冒頭の“地雷CP”とか“解釈違い”とかでお察しと思うが、ここでいうリス限は、女性向け二次創作での利用を指す。

もっというと、女性向け二次創作においてR18作品投稿した際に公開範囲としてリス限を指定する、という行為だ。

これが、私には腹立たしくて仕方がない。

ゾーニングは大切だと思う。R18作品なら公開範囲制限するのも理解できる。

問題はそこではない。

作品が成人向けだから、二十歳以上の方のみ閲覧可とする」ために「リスト限定」にする。

これだ。この流れが理解できないし、これでいいと思う投稿者はアタマが悪いとさえ思う。

リス限で投稿内容を閲覧できるユーザーは、投稿者によって、投稿者のTwitterアカウントリストに追加された者だ。

リスト追加希望の受け付け方法は、投稿者によって「リプライ」だったり「イイネ」だったりする。

リストへの追加基準はbio(Twitterプロフィール)に「二十歳以上と記載がある」かどうか。

イラスト漫画でこの方法を取ろうものなら、投稿者のTwitterアカウントには100以上のリスト申請が集まる。

それをひとつひとつチェックしてリストに追加していくわけだ。

で、リス限開始からしばらく経つと、だいたいこのようなツイートが流れてくる。

プロフィールで成人済みとわかる人をリストに追加しています

ついでに「成人向け同人誌未成年が所持していたことで、その同人誌の作者が罪に問われるので、軽々しく成人済みと嘘をつかないでほしい」とった説教ツイートが始まることもある。

馬鹿じゃないか? R18作品を見たい未成年が、bioに堂々と「未成年」と書いた上でリスト追加を依頼するとでも?

そんなもの、本アカだろうと捨てアカだろうと、適当に「20↑」とでも書くに決まっている。

投稿自身が「自分相手が二十歳以上かどうかを判断する」方法をとっておきながら、その判断方法のザルさを相手なすりつけてないか

大量のリスト追加申請ひとつずつチェックする手間も馬鹿らしければ、嘘をつかないで!というツイート馬鹿らしい。

ついでにいうとフォロイーのリスト追加依頼リプライも鬱陶しい。

リス限という方法ひとつで発生するすべてが馬鹿らしく、鬱陶しく、愚かの極みが凝縮されている。

からリス限が嫌いだ。

どれだけミュートしていようと、愚かな行為のどれかひとつ漏れてくるので始末が悪い。

公開範囲制限するにあたり、最高に賢いと思った方法が“パスワード限定公開”だ。

最初にこの方法を見たとき、なんて素晴らしい方法を思いつくのだろうと感動した。編み出した人は天才だと思う。残念ながら私ではない。

パスワード限定公開もぷらいべったーの公開範囲機能ひとつで、閲覧するには当然、パスワード入力する必要がある。

 ヒント:あなた20歳以上ですか?(はい/いいえ)

 [(入力欄)] Enter

これだ。

このスマート質問ひとつですべてが解決できる。なぜみんなこれを採用しないのか。

しかするとリス限を設定する投稿者は、顔を見ることも身分証確認することもなく、リスト追加希望者が二十歳以上と見抜けるエスパーなのか。

あるいは、未成年が二十歳以上と偽ることなんてありえないと信じているほどピュアなのか。

どちらでもいいが、女性向け二次創作においてR18作品投稿した際に公開範囲としてリス限を指定する、というお作法がとっとと滅んでくれることを切望する。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん