みたいな話を若い頃漫画だか本だかでみて、へぇそうなんだって思ってた。
一般的な話をすると人それぞれという所に落ち着いて、それなりのアンケート等でもしない限り正確なところは言えないんだろうが、少なくとも自分の場合これとは逆だった。
20になって酒を飲み始めたころは40度や43度とかある蒸留酒はそのまま飲むのは辛すぎて、何かで割ったり氷を入れてロックにし、冷たくすることで飲みやすくしないと飲めなかった。蒸留酒は熟成させることによりアルコールのあたりが柔らかくなり、12年・18年熟成のウィスキーなどはチビチビやる分にはとても旨く思えた。
今アラフォーになってみるとアルコールのあたりに鈍感になったのか、これはこれで無いと寂しいなと思うレベルにまでなってしまった。金もないのに酒量も増えたので高い酒より安い酒に行きがち。たまにはスタンダード物じゃなくて12年18年に手を出すかって飲んでみるが、勿論それなりに旨い。旨いがコスパ的には全然ダメ。12年に至ってはスタンダード物のが逆に旨いとすら思える有様だった。たぶんこれ若いときの自分に言ったら頭おかしいと思うはず。