世界にはかなりの割合で音楽にまったく興味を持てない層がいる。
音楽の意味がわからない人。良し悪しどころか存在の意味がわからない。
リズムに乗せてメロディを奏でる歌う。その気持ちよさがまったくわからない。
頭のいい人は「自分にはわからないが、きっとそういうことだな」と理解した表面上の技術でそれをしのぐ。
ただし自身の楽しみとして音楽を聞こうとは思わないしいわんやお金を出そうともしない。
頭がいい音楽に興味のない人はひょんなことでそれが露呈する。
とくにテンポとリズム。会話でももそうだが書き言葉でそれが露呈しやすい。
平易でとても刺激的でおもしろいことが書いてあるのに内容がまったく入ってこない時がある。
あたまのいい人に音楽的センスが皆無だからこうなる。最近気がついた。
全体的なテンポがなくリズムもバラバラなので読んでいてそこはかとなく拒絶反応がおこる。
頭のいい人は頭がいいのでそういう文章であっても読みこなすことができる。そしてそれを「いい文章」として書き加えることができる。
そのことでさらにテンポやリズムがバラバラで気持ち悪くなるが、頭がいいのでそれのなにがおかしいのかわからない。文法上は正しいだろうと思っている。
こういう層が「頭がいい人」にかなりの割合でいる。いわば文の音痴。文痴というと意味がまた微妙になっていくのだが、たかだか100文字のはてなブックマークコメントですらときおりなにいいっているのかわからないひと。
かまいたちというコンビのM-1でも披露したネタフレーズ「もし俺が謝ってこられてきてたとしたら絶対に認められてたと思うか?」。こういうフレーズを連発している。
もっと自然で気持ち悪い。全体的に「変」としかいいようのない。
ここではてなブックマーカーの有名なひとの名前を取り上げて「ここがおかしい」「このフレーズが気持ち悪い」と説明しようと思ったがだるいのでやめる。
うんち
テンポの悪い文体があるとしてそれが「音楽に全く興味がないからだ」という結論に結びつくにはずいぶん論理的飛躍があるように思える