選挙もアンケートもみんなが常に「政権選択だ」と思うようになってしまったからでは?
どうせ自民党が勝つのだから批判票で支持していなくても共産党に入れる、なんてことは二昔前は普通だったはず。
ところが今は場合によっては政権が変わってしまうかもだから自民党に入れる、あるいはアンケートで政権否定すると政権交代の気運が高まってしまうから支持ですと答える。という空気を感じる。
政権交代の実績があったことで、自分の票や支持表明が単なる批判に収まるのか、ダイナミズムの一部にまで行くのか判断不能になったのではないか。政権がダメだと思うからこそ守らなきゃと思ってしまう心理の発生とも言える。
これは、民主党政権が終わったあとも政権交代を目指す姿勢を見せてきた野党とその支持者とか、その民主の失政を強調する政権のやり方とか、ちょうど守りに入ってしまう人々の経済状況とか、snsなどでの極端な意見の可視化による分断とか、いろんな事情が相乗効果でできてしまった状態に思える。
自民党内に分かりやすい他の首相候補がいればまだやりやすかったのだけど、それがいなくなったのも「一致団結して党首を支えないと野党に負ける」意識、あるいは「党支持者から裏切者のように言われる」状態が邪魔をしている。
今となっては卵と鶏どっちが先かみたいな各要素が互いに高めあって現状を維持している、ように思う。
外的要因のでかいことでも起きないと変わらないのでは?これ。
どうしたらいいんでしょうね。
分かる ただ"老化による世代交代"の割を食うのは結構共産党とかだったりするんじゃないかと思うんだよね…そこに危機感ある。 自民党は若い世代を、青年会議所とかスポーツだの地域...
確かに。 野党の方がトップが代わり映えしない印象もあるので、新星が出てこないとダメな気はします。 でも与党以上に難しいのかな。
トップよりも傍を固める幹部が……