2019-12-08

厳罰化でもながら運転はなくならない 過度の規制強化は危険だ 

厳罰化でもながら運転はなくならない 過度の規制強化は危険

ながら運転を考える時、米国禁酒法と同じで、「違法化」したからとも言える。また、規制を強化して指定ながら運転を増やせば、新たな脱法的でより危険なながら運転流通してしまう。マッチポンプになっているような気がする。

日本場合、「ながら運転を使う人間などいてはならない。いや、あり得ない」ことを前提に、取り締まり強化・規制に重きを置いた対策をとってきたが、問題は一向に解決していない。ながら運転違反者再犯者率が高いのが良い証拠だ。むしろいくら取り締まりを強化し、厳罰化してもながら運転をする人間はいる」ことを前提に、需要低減(ながら運転治療回復支援)の対策を強化する必要がある。

ながら運転依存者を孤立させない対策

からながら運転者に罰金をかしたたり刑務所などに閉じ込めたりするのではなく、地域地元住民の中で回復の姿を見せることが必要だ。だが、特に「ながら運防止教育」はながら運転への恐怖心をあおり、ながら運転依存症という障害を抱えた人との社会共生包摂的な社会の実現を阻んでいると思う。

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