2019-12-02

2.5次元を好きになれない人間の嘆き

近頃人気を得た二次元はすぐ舞台やらミュージカルやらになる。もうそれは最近商売の流れなんだと理解しているし、自分の好きな作品が盛り上がるのだから悪いことではないのだろう。そう思っていても、私のように2.5次元を受け入れられていない人間は沢山いる。しかしまあ、私だって自分の好きな作品派生コンテンツを悪くなんて言いたくない。好意的に捉えている人間たちのように絶賛して楽しみたい。流れに乗りたい。楽しみたい。

から千秋楽配信なんかがあれば一応観てみる。もしかしたら今回は好きになれるかもしれない、と期待して毎回家で観てみる。観てもないのに批判する奴は大嫌いだ。だから見る。

でも残念ながら今まで「最高!!!!」と思たものがない。2.5次元が苦手な人間がよく理由に上げる「コスプレ感がキツイ」「脚本解釈違い」とかそういう点をクリアしていても、最高だな!と思えないのであるツイッターで流れてくる好意的感想自分感想を照らし合わせて、「確かに、あのシーン良かったな」「あの演出良かったよな」と自分の中にある好意的感想を掘り起こしたりするのだけれども、それでも「え?そんなに絶賛するほどか?」と冷めた感想を消すことができない。

ただ自分でも不思議なことがある。イラストでレポ描いてくれる神がレポ上げてくれると「レポ待ってた!そんなシーンあったんだ!そりゃ最高だな!かわいいに決まってる!私も体感したい!」となるのだが、そのあと実際に見てスンっとなってしまうのだ。イラストで伝えられる2.5次元OKで、生の2.5次元ダメなのだ

そういえば私は同級生ジャニーズやらEXILEやらでキャーキャーしているのに同調できないでいたし、俳優さんを追いかたこともない。もう生きている人間がそんなに好きじゃないのかもしれないとさえ思てきた。(でも好きな女の子アイドルはいる。矛盾である。)

しかしたら家で観ているのがよくないのかもしれない。映画映画館で観たい派だし。現地に行けないにしても、ライブビューイングとかで観るとまた違うかもしれない。あと本物の舞台ってのを観たことがないのもダメなのかもしれない。質の良い舞台ってのを観ないと観劇オタク気持ちはわからないのかもしれない。

次の2.5次元ライブビューイングで観てみよう。もう私に残されたチャンスはそれしかない。それがダメだったら2.5次元は肌に合わないんだと諦めるしかない。

願わくば来世はどのメディアミックスも楽しめる雑食オタクとして生まれたい。

  • 舞台は実際に見て体験しないと伝わらないらしいよ エアプだけど

  • 別に派生まですべて好きになる必要はないと思うが。 だいたい派生してる時点でオリジナルとはまるで別の作品だし。

  • すべてのメディア展開を好きになる必要なんかない、ただ人がそれを好きなことは否定せず自分は淡々と見るものを選ぶ、なぜこれが黙って普通にできないのか

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