2019-12-01

妊娠したら周りの女がなんちゃって産科医ばかりで引いた

妊娠後期。見た目にも腹が出て腰が反りケツが痛み肉がついて妊婦らしい見た目になってきた。

妊婦検診も2週に1回になり、分娩予定の病院に戻るための予約も取り、より一層職場迷惑をかけている。ほんと毎日すみません

それで、どうせ子供が産まれたら行動に制限が出るし

ちょうど母校で卒業生交流会やるって言うから行ってみた。

というか夫についていった。

で、散々お世話になったA先生(50-60代女性)にお会いした。

せっかくなので夫と私とその先生たまたま居合わせたB先生(新婚20代女性)とで10分ほど立ち話した。

結論がっかりした。

先生も『なんちゃって産科医』だった。

なんちゃって産科医』とは、

自分経験や人から聞いた話を元に妊婦トンデモ診断を下してしまう人」のことで、私が勝手につけた呼称だ。

先生、まず私の腹を断りなく触り(人によると思うが私はこの行為が嫌い。せめて一言声かけろ)、質問攻めスタート

先生性別はどっちなの?」

私「女の子です」

「あら!じゃあ夫くんちゃんと仕事してるのね!」

私と夫「ん?」

先生「SEの子供はだいたい女の子なのよ」

夫「えっ?なんでですか?」

先生電磁波よ」

?????

先生によると

SEは毎日パソコンに向かっていて電磁波を浴びている。

電磁波の影響で女の子が産まれやすい。

男の子場合は、父親ちゃん仕事をしてないということ。

……だそうで。

電磁波云々って、私が子供の頃に「電子レンジの近くにいると体に悪いからやめろ」と祖父に言われた以来ですけど。

夫は黙ってたので、どう思ったかは知らない。

更にA先生トークはまだ続く。

女の子だとつわりがひどくなる」

→女の体に女の胎児だと成分が同じだからケンカするらしい。つわりが軽いなら男の子

「産む直前に好物が食べられなくなる」

→A先生の好物は焼肉だそうだが臨月にはほとんど食べられなかったそうだ

等々。

つわり云々に関しては私はそれほどひどくなく

短期間で落ちついたし

妊娠前と比べ食欲も好みも変わらないか

さっぱり共感できず、10分ほどのトーク中ずっと一歩引いて聞いていた。

そして最後に、B先生に「30歳になる前に妊娠しな!仕事ことなんて気にしなくていいのよ!」とよく分からんエールを送り、去っていった。

まあA先生まではいかないにしろ、『なんちゃって産科医』状態にはかなりの先輩ママさんが陥っていると思う。

職場仕事上、子を持つ女性が多く

妊娠の報告をしてからは、体調を気遣ってくれる人ばかりで本当に助かっている。

ただ1点、こちらが困ってもいないのに、謎アドバイス自分語りしてくることを除けば。

男の子の親っぽい」という理由から、まだ性別がわからないのに男の子だよ!と毎日顔を合わせるたびに言ってくる人、

女の子妊娠すると顔が優しくなる。男の子ときつくなる」という理由から、やっぱり女の子だね~と言ってくる人

(散々男って言ってたじゃん)、

体調の心配をしてくれたかと思いきや、うちの娘のときは吐くものもなくなるくらい吐いてさ〜と延々話してくる人、

切迫流産前置胎盤妊娠中毒症!と不安を煽ってくる上司

「平日昼に帝王切開で産めば一番安上り」とご親切に教えてくれた上司

あと、本当に多い、腹が出てると男の子で横に広がると女の子って言う人(骨盤の大きさの問題だっちゅうねん)。

初産婦である私のことを心配して声をかけてくれているということは分かってる。

ほんとありがたいけど、皆さまが信じていらっしゃる性別判別法とか、医学が発達してなくて産むまで分からなかった時代の話。都市伝説ですよ。

5か月くらいまでは本気にしてたものもあったけど、もういちいち聞いてられない。

腹が出てるけど女の子だし、食べたいもの好きに食べてるけど体重血圧問題なし。胎児も順調に育ってると、主治医からお墨付きを頂いてますので。

なんちゃって産科医』の皆さま、いただいたアドバイス、全部私には不要でしたよ。残念でした~。

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