できちゃった婚をおめでた婚や授かり婚などと言い換えてからもう随分経つ。
この少子化の中で、でき婚/できちゃった婚について昔ほど叩かれることはなくなったように思える。
しかし、未だにデキ婚を叩く人たちがインターネットの片隅に、井戸端会議のその中に、マックの女子高生の会話に、ところどころで生息していることを観測する。
私は彼あるいは彼女らがどういう属性で何を思ってデキ婚を叩いているのか知りたい。
彼あるいは彼女らの属性としてまず考えれるのは童貞あるいは処女である。
これらの人たちが婚前交渉をした末にデキ婚をした人たちを叩くのは無理もない。偏見であるが5ちゃんで観測する人たちはここの属性が多いように思える。
自分たちは結婚まで我慢したのだからデキ婚はさぞ不潔に見えよう。
そして考えられるのは、子供がデキたら必ず中絶してきた/させてきた人たち。
あまりこの属性の人たちがデキ婚を叩くのは想像し難いが、デキても中絶することを信条にしていた人たちならデキ婚を叩いても仕方がないように思える。
同じように考えられるのはデキても結婚せずに生む人/生ませる人たち。
デキても男に逃げられた女だとしたら、さぞデキ婚が憎かろうし、デキても逃げてきた男だとしたら、デキ婚する奴は憐れに見えよう。
上記四分類の属性の人たちがデキ婚を叩いているとしたらまぁわかる。
しかし、中には婚前交渉をしているにも関わらずデキ婚を叩く人たちがいるのを私は知っている。
彼らは「自分はコンドームつけてるから」と避妊していることをアピールするが、日本で主流なコンドームによる避妊は完璧ではない。
たとえピルによる避妊を併用したところで100%完全な避妊とは言い難い。
それにも関わらず、たまたま自分が黒ひげに当たらなかっただけで、たまたま黒ひげに当たった人を烈火の如く怒り叩く心情を私は理解できない。
結婚して責任を取る方がマシな人に思えるが