2019-09-19

寝過ごした場合JR東日本対応には、過度な期待はしないほうがいい

終電まぎわの特急で寝過ごしました。

帰れません。そこからタクシーで帰りました。

惨めな気持ちです。

いやもちろん自分が悪いのです。

改札を出るとき、駅員に言うと一駅とは思えぬ料金も支払うハメになりました。

もちろん正規料金なので、こちらが悪いのです。

とはいえ意図せず行ったこと。あまり納得はできません。

そこで家に帰って調べてみると、こんな規則がありました。

ネット検索しても、この規則根拠に「帰してもらえますよ」といった話が多く散見されます

https://www.jreast.co.jp/ryokaku/02_hen/07_syo/03_setsu/16.html

(誤乗区間無賃送還

第291条

旅客(定期乗車券又は普通回数乗車券使用する旅客を除く。)が、乗車券面に表示された区間外に誤って乗車した場合において、

係員がその事実認定したときは、その乗車券有効間内であるときに限って、最近列車急行列車を除く。)によって、

その誤乗区間について、無賃送還の取扱いをする。

2

前項の取扱いをする場合の誤乗区間については、別に旅客運賃・料金を収受しない。

以上引用

そこでこの場合、「誤って乗車」ではないのか?という疑問が湧きました。

だって意図してないですから。寝ちゃったんだし。誤ってます

こちらの意識としては、おもいっきり誤ってます

ところが電話して聞いてみたところ、この場合それに当てはまらないと「係員が認定した」そうなんです。

から不足分の料金を払ってもらいました。原理原則に従ったのです。ということでした。

まり僕は、

決められた区間切符を買ったうえで、

その外側まで乗ってしまったにもかかわらず、

故意ではなく、

さらに誤って乗車したのでもない

...ということらしい。

なにそのシュレディンガーの猫みたいな状態

よもや故意と誤りの間に余白があるとは思ってもみませんでした。

ならば僕はナニを思って、この降りたくもない駅で降りたのだ???

そこで、どうして認定してもらえなかったのか、その判断基準を聞いてみました。

感じ悪かったの?イケメンなら認定してもらえたの?デブからデブから?痩せろってこと??

ところが教えて貰えません。

あくまで、規則に書いてあるとおり、その場の係員の判断だそうです。

そのうえで、そうした(ルールの裏をかくような)ことを聞くのは誤解されるので、止めたほうがいいですよ。

などと注意までされてしまいました。

いや、そんなことをするつもりはなくて、

困ったときどうすればいいのか、こちらは知りたいわけです。ダメならダメと諦めるわけで。

じゃあ寝過ごした場合ダメだと思えばいいのね?と聞けば、「そんなことは言っていません。係員の判断です」という答え。

じゃああの規則はなんなの?と聞けば、あれは国土交通省に提出するための規約だと。

そりゃそうなんだろうけど、だからこそ専有的に業務を行う公共性の高い事業は、お客に寄り添うべきではないのかなあ。

最近めんどい人も多いから、そんなことも言ってられないのかなあ。

もちろん親切な係員さんもいます

から料金を徴収した駅員は、構内のトイレを使いたがった親子連れを、入場料金とることなく入れてあげていました。

すばらしい。そうあるべきだと思います

善意から現場判断臨機応変対応できるようにしているのでしょう。

でも常に係員に「個人判断」を要求するのは酷ではないのかな?むしろトラブルの元でしょう?と思うわけですよ。

だって、その場にいた人の判断によって結論が変わるというのは、なっとくいかないですよ。ごねるだっているだろうし(この場合自分だ)

ともあれ寝過ごした場合は、そこにいた係員によって、無賃送還させてもらえる場合もあるし、そうでない場合もある...という、なんだかもやっとした結論でした。

どうも世間の印象と実際の対応は、大きく異なっているようです。

みなさまも寝過ごされませんよう、ご注意ください。

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