2019-09-17

アニメ漫画の作中内でのパワーインフレ抑制する方法

特にわかりやすいパワーのインフレといえば、ブリーチ

敵と味方が交互に強化されていく様は、さながらターン制のTCGバトルのようだった。その中でも主人公を中心とした人気キャラへの補正は凄まじい。

こういったインフレを起こさずに長期的に存在するためにはどうしたらいいのか?


インフレ抑制策


  1. 登場人物刷新
  2. 世界観の移行
  3. 中世界のループ
  4. ラスボスの決め打ち
  5. チート能力主人公側を常に最強にしておく


登場人物刷新


簡単な話が、仮面ライダープリキュア手法である世界観はある程度似ているが登場人物が異なることで、前作のインフレリセットできる。非常にお手軽な方法だ。あるいは、同じ世界観で全く異なる人物に焦点を当てたり時間軸をずらす方法もある。スピンオフだったり過去編だったり。長期連載ではよくある手法だ。とある魔術とかかな。

世界観の移行


逆に主人公側が別の世界観に移行することもある。うまい例をいえないが、SAOが近いのでは?

主人公が次々に別のゲームチャレンジすることで、移行するたびに今までのチート能力一時的リセットできる。


中世界のループ


名探偵コナンアニポケがそれにあたる。これらは長期連載にもかかわらず殆ど内部時間は経過していない。サトシシリーズを跨ぐと単純なポケモンバトルですら簡単に負けてしまうし、コナン推理力が上がるわけでもない。こういやって時間経過が殆ど感じられずにいつのまにかループしている作品もままある。

まあ探偵物にインフレはあまりないのだけど。

シリーズごと手持ちポケモンチェンジしたり、サトシ能力はあげずにポケモン進化させたりなど、アニポケから学べることは多い。

ただし、コナン映画例外アクション主体なのでアイテム身体能力の強化が青天井過ぎる。隕石(に近い落下物)の軌道サッカーでずらすとかどうなのよ。

ラスボスの決め打ち



ラスボスを決め打ちすることで、そこに向かって成長するという過程を描く方法もある。これも一般的

シャーマンキングにおけるハオや、封神演義妲己のような存在少年漫画における王道

ただ、長期連載組はどんどんラスボスをすげ替えるか、ラスボス戦を延長しすぎる傾向にある。その過程主人公側の過度なインフレで不均衡が生じることも多い。犬夜叉がわかりやすいか。ようは諸刃の剣



チート能力主人公側を常に最強にしておく



最近はこれが流行なのかな。何度かはやった手法だとは思うけど、なろう系で完全に定着した奴。

ようは主人公補正全開にすれば、常にハイパーインフレ状態となり感覚麻痺するという手法

ノーゲームノーライフとか。

これを逆手に取ったのがワンパンマン主人公を実質おまけにして、その他のメンツ群像劇にするという斬新さがある。まあワンパンマン場合ちょっとネタ切れ感があるが。

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