洗濯物を取り込もうとして窓を開けたら、ベランダの隅に恐竜がいた。
恐竜を見るのは初めてだったが、第一印象はそんなに怖いものでもなかった。薄明かりの中で鱗がキラキラと光っていて、まるで黒いガラス玉を全身に撒いたようだと思った。
恐竜の方も私に怯えているような様子はなく、少し首を傾げてこちらを見ていた。まだ子供なのだろうか。
ちょうど冷蔵庫に鶏の胸肉があったのを思い出したので、「ちょっと待ってて」とジェスチャーで合図して(伝わるわけないが)、冷蔵庫から胸肉を持ってきた。恐竜の前に差し出すと、パクッと器用に歯で挟んでそのまま見る間に一呑みしてしまった。
食べっぷりといい、呑み込む時に見えた綺麗に並んだ鋭い歯といい、やはり肉食なのだなと思った。
恐竜はまだ私の方を見ていたが、私が「もう無いよ」と言うと、手すりに脚をかけてそのまま下の駐車場にジャンプして、トットットッと軽い足取りでどこかへ行ってしまった。街灯に照らされた姿は誰がどう見ても恐竜だったが、幸い自分以外に見た人はいないようだった。
次の夜も恐竜は来た。
私が居間でテレビを見ていると、窓をコツンコツンと硬いもので叩く音がしたので、もしやと思って見ると昨夜の恐竜だった。
そしてまた同じように首をかしげるので、私は昼間のうちに用意しておいた豚バラ肉を一枚一枚恐竜に与えた。恐竜はそれをまた美味しそうに食べた。そして食べ終わるとまたどこかへ行ってしまった。
それからは毎晩、恐竜に肉をあげるのが日課のようになった。恐竜は私の用意した肉を平らげ、またどこかへ帰っていった。そして、いつのまにかその後ろ姿は着実に大きくなっているように見えた。
この恐竜はどこまで大きくなるのだろうか。夜のうちはまだ暗いから大丈夫かもしれないが、昼間はその大きくなっていく体をどうやって隠しているのだろうか。
神社の境内の裏手やビルの屋上の隅に、その大きな身体を蹲ってじっとしている。褐色の身体の中で、目だけが細く開いている。そんな姿を想像せずにいられなかった。
恐竜が最初に来てから1月ほど経った夜、私がいつものように肉を持ってベランダへ出ると、そこに恐竜はいなかった。30分待っても来なかった。そして次の夜も恐竜は来なかった。それからの晩、恐竜が来ることはなくなってしまった。
私は冷蔵庫にある肉類を見つめて呆然としていた。なぜ彼は来なくなったのだろう。
きっと、恐竜は自分で食べ物を調達できるくらいの大人になったのだと思った。そして私の助けを必要としなくなったのだろう。
つまりは巣立ちをしたのだ。
おそらく自分がもう巣立ちできるくらい大きくなったことがわかった恐竜は、昼間は隠れて夜に食べ物をもらう生活を止めたのだろう。きっとこの街を捨ててどっかへ旅に出たのではないかと思う。
ベランダから外を見ながら、私は日本のどこかの山奥の森で、誰の目にも気にせずに過ごす恐竜を想像した。きっとのびのびと暮らしているのではないかと思う。
もし、山の中で恐竜の足跡を見つけたり鳴き声を聞いたり、もしかしたら恐竜と出会った時は、誰にも言わずにそっとしておいて、できれば知らせてほしいです。
また会いたいので。
われわれはどこからきてどこへいくのか
「天気の子」を観て、ふと思い出したエピソードがあるので、ちょっと書いてみる。
ある日、父が拳銃を持って帰ってきたのだ。
たぶん、酔っ払っていたのだろう。
酔うと、お調子者になったり不機嫌になったりする父であった。
その拳銃は、「トイレで拾った」「紙袋に入ってた」とのことだ。
無論、父もホンモノだと思っていたわけではない。おもちゃに決まっている。
とはいえ、おもちゃだからといって、持って帰ってくるのはちょっとどうかしている。
で、持ち帰ってどうしようというわけでもなかったため、
銃身の横に刻印があり、兄は、マグナムって書いてあると言ってたような気がする。
銃口はパテか何かで完全に塞がれており、
撃鉄は短く切られてリボルバーまで届かないようになっていた。
いわゆるモデルガンというのはたいていプラスチック製だ、その程度の知識はあった。
それで、金属製ってのはやっぱりまずいんじゃないのか?
もしかしてホンモノなのでは……という疑いが生じたわけだけども、
それでどうするということもなく、しばらくおもちゃ箱に収まっていた。
テレビの刑事ドラマで見かける拳銃は、たいてい両手のひらに乗っかるくらいのサイズだ。
それに対し、こちらの拳銃はゴツくてでっかくて、かえって生々しさが薄かったということもある。
玉は出ないし、バール並みの重さがある。
片手で持っていられないほど重かったので、おもちゃとしては使い道がなかった。
とくにオチはないが、今でもアレが、ホンモノだったのかおもちゃだったのかわからない。
*
攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX (SAC一期)
を見ておしまい。
いやぁもっとみたぁぁいと思ったら、
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG (SAC二期)
をみる。
それ以外はオススメしない。
本当にこれはそう
水を飲むのも鍛えていれば間違い
飲んだら汗がぶわっと噴き出してさらに動きも悪くなる
そうしろと昔から言われていることを経験則でも根拠があってそうなっている
最近は人命重視かつ責任問題がうるさくて致死率が低くても当たった人が運が悪かったとあきらめず徹底追及するから皆が無難なことしかしゃべらなくなった
だれも責任を取りたくないんだ
いわゆる仕事人間。
ビットコインとか、株式とか、不動産投資には全く興味がなかった。
老後に2000万円必要だというニュースがあったので、今日、ふと銀行に分けてある貯金を合算してみた。
1億600万円あった。
家買ってないし車も持っていないので借金はない。アセットもない。完全に純金融資産。
考えてみれば学生の時と持っているものは大して変わっていない。
増えたのは奥さんと犬だけだ。
億万長者っていう言葉に子供の頃は心踊ったけど、いざ億のお金を自由に動かせるようになったとしても
多少の安心はあるかもしれないけれないけれど、
僕にとってはお金はあってもなくてもあまり意味がないことがよくわかった。
そう思ったら、生活に必要な分だけあればお金って必要ないということがわかった。
それが僕が一億ためてわかったことでした。
最初に見たのいつだっけ
なんか著作権か表現の自由か何かの、政府の有識者会議にインターネット文化に詳しいみたいな感じで金髪の奴が混ざってて「誰こいつ?」ってなったのを覚えてるが
何だったっけな
ブロッキングのときには既に居たけど、その2つくらい前の何かだったはず
・・あ、思い出した、っていうか調べた
これ
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/0810/20/news093.html
WinMXの著書
すげーな
世渡り上手なのか?
お盆休みに攻殻機動隊を見たいけど、何から見たらいいんだろう?
漫画と映像作品があるのは知ってる、何種類もあるのも知ってるけどタイトルも発表順も知らない
(あとは主人公の立ち位置が政府の犬だけど自分の利益最優先とか、タチコマがカワイイらしいとかぐらいしか知識がない)(あ、「ほんとにいたんですよ、あれ…?」みたいなのはTwitterで見た)
言及してくれた皆さんと、あとネットでも色々検索したのを参考にして、時系列順に見ることにした
そしたらS.A.C.ってのだけで色々あるじゃん…
何も書いてないやつを見始めたよ
追記2
えー、TV版は2002、その前に1995劇場版が先なんじゃん…
まあいいや、いずれ全部見るし…
俺はどっちかと言うと上から目線のなんかとバチバチやるのが楽しいのだが、厄介なのは、そういうのに即ブロックとかしてくるタイプとの区別がつかないこと。
行っていいと教えてくれれば、遠慮なくいくのだが。
反日少女像が表現の自由から擁護されるのであれば、彼女も擁護されなければ筋が通らない。
サヨクの一番良くないところは、自分の都合のいいところで表現の自由を盾に取り、都合が悪くなると見て見ぬふりをするところ。
碧志摩メグが志摩市の公式キャラから外された3年後に、同じ伊勢湾内の愛知トリエンナーレに特大ブーメランが飛んで行ったという因果応報。
娘が熱中症になり合宿に行かないと伝えたところ、顧問に「一日休めば大丈夫なので。熱中症は慣れです。」と言われた - Togetter
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1386507
慣れじゃないの?
ニュースで「体が慣れていないため〜」て言ってんじゃん?
NHK嘘つきなの??
でもえらい人に「何者かに渡さず私にくれ」と言いづらい
末端社員だし…
いいづらいかもしらんけど、えらいひとに言うしかないんじゃない?
末端社員だから言いづらい云々より、書類なくなる事のほうがえらい人にとっては関心が高い事なんじゃないだろうか。
私→おじさん→おじさん2→えらいおじさん→えらい人(決裁)となる
「えらいひと(決裁)」に言えないとして、「おじさん」「おじさん2」「えらいおじさん」にも言えない感じ?
相談先として言いやすい人、比較的上手くハンドリングしてくれそうな人、誰もいない感じなのかしらん。
一人くらい、(話しやすいかはさておき)話せば対応してくれる人いたりしないかな。
頻繁に書類なくす人、どうしたもんかな、普通に困るなっておもわない?
そしてそれが誰かに意地悪されてるせい、もしくは間にいる誰かがいてそれで毎回伝達ミスが起こってるなら、相談してほしくない?
まともなえらいひとなら対応してくれるはずだけどな。
ただ、世の中には話の通じないやばい人しかいない職場というものも本当にあるらしいので、
増田の人の職場が普通の職場なのか、やばい人しかいない職場なのかどうかは増田の人の判断にまかせる。
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