2019-07-30

滋賀県HP記事に対する三日月大造滋賀県知事のコメントを書き起こし

滋賀県ホームページがえらいことになっている件で、youtube三日月滋賀県知事の会見の映像がアップされてたので書き起こしてみた。。。って、こういう文字の記録を県のホームページにアップしてほしいんだけどな。

 

話題になった記事:「滋賀県HP不具合 複数専門家設計上の欠陥指摘」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190729-00000074-mai-sctch

森田さんによると、滋賀県国税庁2018年3月)、世田谷区(今月)のHPリニューアルされた際、不具合があまりにひどく起きたため話題になったという。中でも滋賀県HP情報重要性が区別されず、ブログなどのように時系列で整理され、新しい情報が常に上に表示される使いにくさがある。森田さんは「自治体サイトに向いていない構造だ」と解説する。

今回のHP不具合について、滋賀県三日月大造知事は「『県の顔』とも言うべきHP」と発言した。森田さんは「HPは『県の顔』ではなく『県そのもの』。災害時など適切に情報にたどり着けないことで、住民の命に関わる事態が起きうるくらいの覚悟をすべきだ」と強調した。

 

書き起こし元:「20190730滋賀県知事定例会見」

https://youtu.be/ISvjMmOdcTg?t=1510

https://youtu.be/lMeb0ho110U

 

記者

一点お尋ねしたいことがあったんですけれども、もう一点お尋ねしたいことがありまして。

県のホームページについて、県のほうでもいま座談会を開くなどされていらっしゃいますが、先般、有識者といいます専門家の方々が有志で意見交換会を開かれまして、その場でもたくさん指摘されていたんですけれども。

県のホームページそもそも情報設計上に大きな欠陥があるのではないかという指摘が相次いでいることと、知事過去議会や会見の場でも「県のホームページは県の顔でもある、県政の窓であり県の顔でもあるのでしっかり直していきたい」ということでしたが、それではなく「そもそも県の顔ではなくて、県そのものという意識が足りていないんじゃないか」という、そういう指摘も相次いでいたんですけれども、そのことについて今後どのように進めていくのか、これまでも従来どおりの考え方と変わらないのか、教えていただけますでしょうか。

 

三日月知事

有難うございます。まず後段お尋ねいただいた「県の顔ではなくて県そのものではないか」というご指摘を勉強会等でもご指摘いただいていた。私もそのつもりで申し上げたんですけれども、県の施策を、顔だけじゃなくて手足も含めて、あらゆる分野でご確認いただくものだというつもりで申し上げたんですけれども、その意味がきちっと伝わっていなかったとすれば、丁寧に説明していきたいなと思います

いずれにしろ大変重要ツールでございます。そこに不具合が発生し、様々な使いにくさ、見づらさが昨年度末よりあり、長期的にもあったと思います。ということについては深く反省をしながら、できるだけ早期にそれらのもの改善できるように取り組んでいきたいと思います

既にこの4月から6月にかけて一定改善を行いました。根本的な欠陥があるのではないかということについても、記事によれば「情報時系列で整理され、新しいものが常に上に表示されるところが自治体サイトに向いてない構造じゃないか」という見方を示しながら、そのようにご指摘されているというふうなことがございますが、今のシステムにおいても時系列で流すもの議事録のようにまとめて掲載するものと、これらを分けて掲載することは可能だと聞いておりますので、そういったことがきちっと見ていただく方にも、また入れる側にも周知できるように、徹底していきたいと思います

いずれにいたしましても、県でも座談会を、県広報主催で開催し、7月末に一回、そして8月上旬に2度開催いたします。それとはまた別の形でお取り上げいただいた有識者の方や専門家の方、専門事業者の方にお集まりいただいて、県のホームページどんなことが問題だったのかということについて、整理・議論いただく、こういう機会というものは大変有難く、またある意味で心強いと思いますので、その中で出されたご意見等もしっかりと受け賜わりながら、今後のさらなる改善に繋げていきたいなと考えております

 

記者

知事も「県そのもの」というつもりで仰った、ということだったんですけれども。

これまでリニューアルから4ヶ月経ちまして、県のこれまでの説明では6月末に「3月当初にあった不具合というのはもう改善している」と「それをさらにより良くするという意味でいま座談会を開いている」と、そういうスタンスでいらっしゃると思うんですけれども。

それは今の時点では、例えば災害時とか県民がすぐ情報がほしいという時にたどり着かない、そういう意味で「情報設計上に問題がある」という指摘があるんですけれども、そこについては、県のスタンスとしては今の時点でそういうところに関しては問題はないといいますか、本来3月末のリニューアル時に達すべきところには現時点では届いていると、それをさらにより良くするんだという、使いやすくするという、そういうスタンスで今後も進めていくということで、間違いなかったでしょうか。

 

三日月知事

基本的はいまお尋ねあったとおりです。

昨年度末に一定リニューアルし、改善・向上させていくということで目指していたもの、それが年度末、年度途中にできていなかった。それらをできるだけ早くに復旧させよう、当初の目的どおり動くようにしよう、見ていただけるようにしようということで、4〜6月やってきました。この取組みというのは一定できたと思っています

ただ、例えばその間の取組みについての改善についても復旧についても、「これは十分じゃないじゃないか」というご意見とか「もっと更にこういったところが足りないんじゃないか」というご意見もあろうかと思いますので、それらについては座談会、またこういった民間の皆様がやっていただく勉強会等で議論していただき、それらをちゃんと聞かせていただいて、その後のまたホームページの更なるリニューアルや、より使いやすものにするという過程において活用させていただきたいと思っているところで。

その意味においてご質問があった、一定改善はできているんじゃないかなという認識で臨んでおります

  • 構造も悪いがメニューとかで動きがついてるところが絶妙に気持ち悪いなこのサイト https://www.pref.shiga.lg.jp/

  • 改善できた・・・・・だと・・・・・・??

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん