18歳で初めて受診して、大きな病院まで行って色々検査して紆余曲折あり、
今は30歳。
大人になってから生理システムを経験して約2年。思ったことを書いてみる。
・月に一度の頻度は多すぎる
本物の生理とは少し違うとは言え、出血している間は動くのが辛いほど下腹部が痛い。
お手洗いに行くたびに真っ赤に染まるトイレ。初めて見た時はドン引きした。
出血多量で死ぬんじゃないか?というくらい日常でこんなに血を見る機会なんてない。
出血中が5日続くとして約30日中1/6は辛い思いをする日ということである。
今までの人生でが30日全部元気な日だったのに。
年に1回くらいならなんとか我慢できるくらいか……え、これを毎月あと十数年続けるの?
・あからさまに体調が期間ごとに変わる
出血を起こすようになる前は体調が定期的に変化していくなんてことは一切なかった。
それが、出血一週間前位から絶対に体が辛くなっていくようになった。
だるい。腰が痛い。肩が重い。むくみが酷い。些細なことで悲しくなる。苛立ちを感じる。
3日前くらいからは猛烈な食欲。食べても食べても足りない。
食べると太る。制御できないくらいお腹が空く。でも運動できる体調ではない。
これらの体調不良は気のせいなんかでは決してない。
だって、出血が始まると今までのことが嘘みたいに全て治るのだ。
朝起きると辛かった気持ちが晴れやかで体が軽い。昨日食べていた食事量では多すぎる。
出血前の辛さが5日続くとして合わせると月の1/3は体調が悪い。
また体調不良アピールいい加減にしろと思われても全くおかしくない頻度だ。
通院も薬の調整も検査も定期的にしているがこれ以上は軽くならないとのこと。
何も起きないことがデフォルトの私にとっては毎月が大パニックだ。
・血のことを考え続けなければ動けない
生理用品は万能ではない。ただ下着に取り付けるだけでは簡単に血が漏れる。
時間によって使い分け、こまめにお手洗いに行き、血が目立つ服は避け、
貧血にならないよう食事に気を使って、仰向けで寝ないように、洗濯に手間をかけて、そしてお金がかかる。
瞬間吸収?つけてないみたい?嘘だろ。お気に入りのソファーとスカートを返してくれ。
シンクロフィットと後ろ側に線の入った生理用ショーツに出会った時は神の存在を感じた。
未だに正解は見つけられていない。
何も治療をしなければ楽で済んだのかもしれない。
しかし、女性ホルモンが少ないことに伴う身体の不具合がそれを許してくれなかった。
初めて一生自分の力で生理を起こすことも妊娠することも不可能だと分かった時、夢は叶うなんて嘘なんだなと思った。
人と比べてそれよりは幸せだよなんて言葉はちっとも馴染んでこない。
検査結果を待つまでの間は自分は本当は男だったのかもしれないと頭の中はいっぱいで、親は泣いて謝っていた。
誰かを好きになってはいけないんだ自分は生物としての価値がないんだからと本気で考えた。
それでも好きになってしまった人、私を好きと言ってくれた人にすべてを打ち明けるのは心底怖かった。
即断でそれでも良いと言ってくれた夫もいつかやっぱり子供が欲しかったと言うかもしれない。
私は子どもを産まなくても幸せになれるという言葉を頭に受け入れるまで10年かかった。
的外れならゴメンだけどタンポンおすすめ! 腹痛はごまかせないけど漏れる心配格段に減るよ!
ありがとう。 こんな年齢で言うことではないかもしれないけど、今はまだタンポン使うのが怖いんだ。 勇気が出たらいつか試してみます。
これ、ほんとにいいよ。ほんとに楽になった。 外袋も全部流せる。 https://www.sofy.jp/ja/products/syncrofit.html
少女期に初めて体験するのと28になってから体験するのではかなり違いがあるんでしょうね・・・
話題になっている林先生の記事についてたトップブコメを見て改めて強く思う。 生理周期による気分の変動は確実に化学反応として作られている。 こころが作られるものならばこころの...