2019-04-16

35周年は懐古、グランドフィナーレは決別という話【ディズニー

ディズニーの35周年が終わった。

一年間、物凄く楽しかった。

ゲートをくぐった先のオブジェは、過去の周年テーマを振り返り。

パーク内に設置されたミッキーは、エリア過去作品を振り返り。

プロジェクションマッピングは、昔からあるアトラクションを、ディズニーランドの歴史を振り返っていた。


から、私は35周年をリバイバルの年だ、と。『過去に重きを置く懐古の年』なんだと思っていた。


しかし、そこでふと35周年テーマソングの"ブランニューデイ"に疑問が生まれてくる。

どうして、あれだけ過去を振り返ってるのに「新しい日」がテーマの歌なんだろう?と。

そして今、35周年が終わってから漸く気づいたのである



35周年は懐古だけれど、

グランドフィナーレは決別だったんだ、と。





過去へ思いを馳せ、その上で未来の為に過去と決別する。それが、テーマだったんだと。


そう考えると、35周年の要素が、最近のパークが繋がってくるのである

めまぐるしい程、パークはどんどん変わっていく。

30周年の時から考えても、大きな変化としてはトゥモローランドのアトラク2つが、ストームライダーが、ミニーオーミニーが無くなり、ミッキーも成長期(顔、声)を迎えた。(ドローインググラスとかミニーちゃん声変わりとかもあるけれど)

それを嘆く人もいると思うし、私も残念だと思う。

でも、パークは変わり続ける。

終わってから「パークは永遠に完成しない」と大々的に表に出しはじめたのも。2020年に向けて、新しいアトラク情報をまとめたのも。

グランドフィナーレのキービジュが、ミッキー達が未来を見るビジュアルになっているのも。

全部、「ここからパークはどんどん新しくなるよ」という意思表示なんじゃないか

ある種の、未来に向かう為の過去への決別。


それを一年かけて伝えるのが、35周年、グランドフィナーレだったんじゃないか


からこそ、「新しい日をお祝いしよう」なんじゃないか、と。

30周年が「現在」を歌い、35周年が「未来」を歌う。全てが、未来に繋がっている。

そういうことだったんだ、と気付いてからは物凄く全てが腑に落ちた。35周年は懐古だけじゃ、リバイバルだけじゃなかったんだ。

から、胸が締め付けられるような、切なさと感動があるんだなぁ、と。ブランニューデイを聞く時の感情は、そういう事だったんじゃないか、と。今も聞いてダバダバ泣いてる。

ただ、それが良いかいかは、きっと人によって違うんだと思う。

でも、私は変わらずディズニーが好きだ。

きっと、これから先、もっと先の未来を見たとしても、変わらずディズニーが好きなんだと、そう思う。

なんだかスッキリした。ディズニー、仕込み方が凄いよ。この考えがあってるか分からないけど。思わず書き殴るくらいには、スッキリしてしまった。




あーあ!ディズニー行きたい!

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