2019-03-21

多少倒錯的な性行為をしたいという願望を持つ未経験の呟き

しがない社会人恋人なし。交際性的行為キスマスターベーションも含めて)の経験もない。

そんな自分にも奇跡的に好きな人ができた。

少しひねくれているけれど、優しくて、干渉しすぎず、趣味も合う。指の節や髪のくせも愛おしい。友達としても完璧だった。

1ヶ月前、告白された。当然舞い上がった。でも、咄嗟に「1ヶ月だけ待ってほしい」と言ってしまった。

自分気持ち悪い部分を理解してもらえるだろうか、不安になってしまった。

中学生の頃、父の書庫にあった谷崎潤一郎「少年」をこっそり盗んで読んだ時、気持ちさよりも憧れの方が勝った。

人間気持ち悪い、深いところを突くような愛し合い方にひどく興奮した。

それからは、異性とそういう雰囲気になった時も、自分気持ち悪い部分を曝け出す勇気も自信もなく、逃げてばかりだった。

AVでも見て発散したほうがいいのではないかと、この前初めてビデオを借りたものの、生理的嫌悪が勝ってしまいすぐに見るのをやめてしまった。

結局本を読み、写真を眺めて、自分に都合のいい妄想をして、自己嫌悪して、の繰り返しだった。

多分、好きな人と一緒にいたらいずれ我慢できなくなってしまうと思う。

胸の奥に燻っているもの吹き出ししまうんじゃないだろうかと不安で仕方がない。相手を傷つけたくないし、身勝手から自分も傷つきたくない。

でも好きだ。頭がおかしくなりそうだ。

ごめんなさいと一言言えば済む話なのに、未練が残る。

1ヶ月も待ってくれているのだから、きちんと返事をしたい。期限は明後日。今回は何故か逃げられなかったから、何かしらの意味があるんだと思う。なかなか決着は吐きそうにもないけど。

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