2019-02-17

anond:20190217122646

増田が心の底からダウン症児をおろしてほしいと説得したいのであれば、「殺せよ」という扇動的言葉はつかわないはずである

我々は眼前を飛びかう蚊を叩き殺すとき生命を実感することはない。

しか増田は、胎内に宿ったダウン症児について「殺せよ」と命じてしまうほどに、それがひとつ生命であるということを強く認識しているのだ。

さらに、増田は「障害者なんて生産性低いだけじゃん」と吐き捨てる。

タイトルではダウン症のことを話していたのに、本文では障害者全体の話に飛躍してしまうところに混乱がうかがえる。

いったい増田はどんな表情で文字を打ち込んでいたのだろうか。

いのち喪失から生ずる罪の意識をひとりの人間が克服するというのは、たやすいことじゃない。

この「増田というフィルター」を通すだけで、そのことがありありとわかってしまうのだ。

記事への反応 -
  • 障害者なんて生産性低いだけじゃん

    • 増田が心の底からダウン症児をおろしてほしいと説得したいのであれば、「殺せよ」という扇動的な言葉はつかわないはずである。 我々は眼前を飛びかう蚊を叩き殺すときに生命を実感...

    • そんな事やってたらいずれ生産性の低い健常者も対象になりそうだけどな

      • 競争社会なので勝ち続けないといけない。 勝ち続けるためには敗者となるべき弱者を0にしてはならない。 なので生かさなければならない。 自分が勝者であり続けたいと願うのであれば...

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