「片思いの子に振られたので短歌を見せて感想もらった」的なブログのタイトルを見たとき、めちゃくちゃ心臓が痛くなった。最悪だ。あのときの気持ちをめちゃくちゃ思い出した
俺もすごく似た経験があるからな。正直これも書きたくない、恥ずかしいし
同じといっても、彼と俺とでは年季が違う。なんと15年もだ
忘れもしない、17歳のときだ。相手は小学校、中学校とクラスは違えどずっと同じ女の子だった
「ずっと好きだった。付き合ってください」
「ムリ」
一瞬だった
彼女は一見飄々としていて、人を簡単に切り捨てることもあれば妙に情熱いところもあった。彼女のそういう矛盾までもが大好きだった。なんせ小学生のときからずっと好きだったんだから
振られて次の日に俺は何を思ったのか、彼女へのラブレターを書き始めた
ひたすら彼女への思いと世間話を書き綴った。もし今の俺が見たら俺の顔は核爆発を起こすであろう
手紙用紙5枚分位を毎日書き、相手に渡した。むしろ嬉しそうだった(そうであったくれ)
放課後に彼女は「お返し」としてびっしり書いたラブレターへの感想を俺に渡してくれた
「〜って表現が良かった。私なら〜って書くかも
あと〜くんがーーー」
みたいな感じだ(今でもその手紙は全部保存してるよ)
もう一度言うが、彼女のこういうところが大好きだった
大学生になっても近くに住んでいたので毎朝家のポストに届けに行った
彼女は全てに返事をくれた。呆れ顔だった、「そこまでやるの?」とよく言った
それに対して俺が「好きだからしかたない」と返すのがお決まりだった
社会人になってからは彼女が上京することになり、ついにこれも終わるのか?と危惧された
結論から言えば、俺も金魚の糞のように一緒にへばりついて上京した
彼女の家の近くに住んだ
彼女への愛を書きまくった。とにかく書きまくった。好きだったから仕方ない
俺も愛せる人を見つけて結婚した(その人にはラブレターは書いてないよ!)
よく見れば、飄々としていた彼女はもういなかった。子を持つ母親の顔だ
やがてどこかへ引っ越してしまい、連絡先も繋がらなくなり、縁は断絶した
32歳になった今でもラブレターを書いている。もはや日課だ。渡す相手はいない
もう返事は帰ってこないが、それでもいい。好きだから仕方ないよね
結婚できてよかったな 結婚もできず間違った恨み方をしだす可能性だってあったろうに
恨みっていうかやってることストーカーだしな
枕草子みたいなきれいな話だと思ったけど
小説家になる人って、多分こんなかんじなんだろうね。 増田も読者が彼女一人ではなく、万民向けに書いていたら小説家になれていたかもしれないね。 いつか詩集みたいな形で出版して...
嘘増
結婚したなら送らなくてもラブレター書くのはやめろ。 万が一奥さんが見たらどう思うか考えたことあるか? もし奥さんが昔好きだった人にラブレター書いてたら嫌だろ? いい加減そ...
明らかな嘘増にマジレスされても
お前か! 俺の嫁に「恐怖新聞」を届け続けた奴は!
横から増田で失礼いたします。 大変失礼な質問かと思いますが、その「ムリ」というのは語尾上げでしたでしょうか語尾下げでしたでしょうか。 語尾上げでしたら、即効で振られたので...