2018-12-24

ZOZOHEAT孝

ZOZOから打倒ヒートテックを狙って出されたと思われるZOZOHEATは、ヒートテックに比べてどんなものだろうかと思ってちょっとだけ調べてみました。実際に着用してないので、商品スペックからわかる素材からだけで書いています。ちなみに私は街で使うだけでなく、登山などのアウトドアウェアとしての防寒下着にも興味があるのですが、結論からいうとアウトドアウェアとしては、ZOZOHEATもヒートテックと大差なさそうな気がしています

今後バリエーションによって構成比が多少変わるかもしれませんが、以下がメリノウール混のZOZOHEATの素材です。アウトドアウェアとしてのポテンシャルも考えたいので、ZOZOHEAT COTTONは考慮しません。メリノウールは強調されていますが、5%に留まっています

レーヨン44%

アクリル48%

ウール5%

ポリウレタン3%


テンセルダールという素材が売りのひとつですが、ヒートテックの主素材でもあるレーヨン一種です。元々はレンチングモダールとして売られていたもののようです。原材料一般的レーヨンで用いられるパルプではなく、ブナとなっています。テンセルダールが、どれだけ一般的レーヨンより改良されているのかが気になりますレーヨン本来持っている親水性を克服できるほどの改善があるのかどうかがポイントだと思いますが、汗冷えに対応できているのか、今後のユーザー評価待ちでしょうか。

アウトドア用途酷評されることの多いヒートテックですが、現在3モデルが出ています。超極暖モデルではレーヨン比率20%まで落としています

ヒートテック無印

レーヨン 34%

アクリル 28

ポリウレタン 5%

ポリエステル 33%

ヒートテックエクストラウォーム(極暖)

レーヨン 33

アクリル 50%

ポリウレタン 4%

ポリエステル 13%

ヒートテックウルトラウォーム(超極暖)

レーヨン 20

アクリル 47%

ポリウレタン 4%

ポリエステル 26%


メリノウールを採用してきたところがZOZOHEATの新しい点ですが、メリノウールに他の素材を混合するというのは、アウトドアウェアでは近年見られる傾向です。個人的にはアウトドア界のユニクロと思っているモンベルを取り上げて見ます

モンベルのメリノウールプラス

ウール 89%

ポリエステル 11%

モンベルスーパーメリノウールタイツ

スーパーメリノウール 79%

ポリウレタン 1%

ポリエステル 18%

ナイロン 2%

このようにアウトドアウェアではあくまでメリノウールが主体となっていますので、ZOZOHEATの5%のメリノウールがどのくらい効果を発揮するのかは、テンセルダールと同じくこれも評価待ちでしょうか。

なお、モンベルでは化繊100%タイツなども用意しています

モンベルジオライン

ポリエステル 100%

最後

防寒には無駄空気の動きがない方がよいので、体にフィットできるZOZOHETAにはその点で優位性がありそうですが、タイツ型がまだないようですし、いずれにしろ期待も込めつつ、今後を見守りたいと思います

  • チクチクしそう

  • 2点突っ込むとしたら この記事はさすがに着てから書いて欲しかったのと、ゾゾヒートたかしって誰?

  • 機能性の衣服のカタログを見ていて思うんだけど繊維が小さすぎることに対して健康リスクはないのかね

    • あるよ おふとんの繊維や埃が口腔から体内に入るデメリットを公開したら全員立ったまま空気清浄機巻き付けて寝るようになるよ 世の中そんなもんだよ 見えないってサイコーだよな 人...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん