2018-11-25

僕が子供の頃の北海道米がすごかった

それまで家ではこしひかりを食べていたはずなのだが、ある日ばあちゃんの家で食べた白米が大変美味しかった。

わず米袋を確認し、母に「ばあちゃんの家の米が美味しい、ゆきひかりという米だ」と報告したら

母は憤慨して話を全く聞いてくれなかった。

それから時々ばあちゃん家のご飯ちょっとだけ食べるようになった。

特にチャーハンは美味しかった。

母の作るチャーハンはべちゃっとしていて不味い。

そのうちきらら397が登場して、北海道のお米は瞬く間にきらら397に変わっていった。

ばあちゃんの家もきらら397になった。

でも今でもゆきひかりの事は忘れられずにいる。

北海道米のエース

だったゆきひかりは、きらら397の登場により栽培が激減してほとんど見かけなくなった。


でも最近ゆきひかりアレルギー有効という説が出てきたらしい。

まだ科学的に何の物質がどう作用しているのか解明出来ていないが、パッチテスト等では明らかにアレルギーに対して良い傾向を見せているとか。

同じく駆逐されかけているササニシキアレルギーに強いお米であり、旨さのみを追求したコシヒカリとは全く異なった利点を持っている。

米が美味いというのは重要ポイントかもしれない。

しかし、米は日本主食である位置づけるのであれば、美味さが全てではないということも教えてくれる。

多くの人が背を向けた北海道米を今でも育て、研究し、困っている人の役に立とうとする研究者には頭が下がる。


これ見て久々にゆひかりが食べたくなったけど

ばあちゃんほど上手に調理できないんだろうな。結局米の美味い不味いって調理法によるところも大きいよねって思うし。

http://b.hatena.ne.jp/entry/twitter.com/oxomckoe/status/1066289837211234305

  • https://anond.hatelabo.jp/20181125101359 人の好みはいろいろなので もちもち柔らか甘いが好きなのは全体的な傾向ではあるけど チャーハンみたいなのは、パラパラしたほうがうまいってのはある...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん