国際化が進むなか、いまだに多くの日本人の英語力はお世辞で言ってもたいへんお粗末なレベルである。
最近のニュース見てても、一般人が英語の読み書きを自由に使いこなせるレベルに達していないことで自滅に向かう事例が散見される。
具体例を挙げると、
・科学研究の論文誌の増加・オンライン投稿システムによる簡略化により発表の機会が増えたにもかかわらず、論文の量がのびず海外の水準から取り残される
・役人が海外の役所や専門家と連携も取らずに、違法ウェブコンテンツ対策はブロッキングしかないと結論を出したがる
市井の人々も海外のサービスは手の出しようがないダークな領域だと勝手に思いこんでいる
・外国人コンプレックスのある新宿御苑の職員がタダで外国人を入園させて損害を出す
・BBCが製作の偏見が入った番組に対して、英語でまともに抗議もできずに日本語で不平不満をつぶやいて泣き寝入り
そもそも英語が分かる誰かが日本語で情報発信するまで、そういう番組があること自体に圧倒的多数の人が気づきもしない
楽天の英語公用語化をバカにする人は多かったけど、ああやって組織的に英語を抵抗なく使えるようにする取り組は重要だ。
みんなが使える必要はなく、必要なときだけ虎の子のように英語を使える人を出せばいいっていうけど、実際それができてないんだから。
BBCが偏見まみれの記事しか出さないと思ってる時点で英語メディア追っかけてない人なんだなぁとよくわかる