2018-09-26

バナナの叩き売り

国 際協力をしていると、私はその国のために仕事をしているという人がいる。

それはNGOだったらそれでもいいだろう

しかし、税金を投じて事業を行っている組織を通じての活動をしている我々は

しろ日本外交の一端を担っているという自覚必要だ。

その国の特定の分野の特定の人々を鍛え上げるという事業テーマに対して、

その個別目的の達成のために、その国の人々から煙たがられる結果になったら

結局は、外交目的の一つである日本シンパを増やすという大局をみていないことになる。

重要なのは相手国との経済的政治的関係そして友好関係を維持する、発展させるということであって、

その基礎となるのは、個々の信頼関係である

その信頼関係の醸成を抜きに、事業は成り立たないし、無理に推し進めるべきではない。

かといって、個別事業目的大義名分が立たないからと言って、事業から手を引くのも悪手だ。

大義信頼関係の維持ということでよいのではないか

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