厄介なのが、その企業がチェーン店を統括するようなウェブを構築せずにいたため、それぞれの店舗で勝手にウェブが作られて、1,2年経過してる点。
なので「チェーン店名」で検索をすると、それらの勝手ウェブが上位に来てしまう。
で、当然最近公開されたウェブは、なかなか検索順位が1,2位にはならない。
まあこれだけなら時間の問題で片付く。勝手ウェブはSEO的にもしっかりしている訳でもないし、コンテンツも薄っぺらい(ついでにデザインもしょぼい)。しばらく待ってれば順位は上がるだろう、と。
検索順位を気にするクライアントには「これからは新しいウェブのURLを使ってくださいね。流入数が大事なので」「twitterとかinstagramとか更新するときにも新しいURL使ってくださいね。」と伝えておいた。
ところがTVに取り上げられたり、メディア露出が増えるたび、先方は「新しいウェブの順位が上がってないじゃないか」とこちらを口撃しつつ、新しく作ったウェブのURLを使う気配が全くない。
どこかのSEO詐欺師にでも吹き込まれたのか、あまつさえ「メタタグのkeywordをちゃんと使っているのか?」とか古文書レベルのSEO施策を推してくる。
結局、メディアに紹介される際にも店舗ごとのウェブが露出してしまい、流入数が増えず→検索順位が上がらない→以降負の連鎖を繰り返して今に至っている。
請求書は一旦出したし、もう放っておけばいいかなとも思うんだけれど、今後のことも考えると状況が改善するに越したことはない。そもそも癪に触る。
SEO古文書 笑 ウェブデザイナーあるある。