普段、自分が当たり前のように使っているものも、それが世の中に出始めた頃はきっと当たり前ではない時期があったんだろう。
どこかの会社の誰かがそれを企画したときには、周りの人に反対されたり、そんなものは流行るわけがないと一蹴されたりしたんだろう。
LINEは毎日のように使っているけれど、LINEが出る前には、メール、SMS、Skypeがあった。
もしLINEの企画のプレゼンを僕が受けたなら、「普及しないリスクが高い」「どうやて儲けるんだ?」と知ったような口を利いていただろう。
「LINE上でスタンプを売りたい」と言われたら、そんなものに金を出す人がいると思うのか?と言ってしまっていただろう。
それが今では無くてはならない物になっている。
家族や友人との連絡、仕事のグループワーク、ニュースの配信、いろいろなことができる。
最初にLINEを考えた人はここまで見えていたんだろうか。いろいろな人のアイデアが重なって重なって、ここまで来たんだろうか。
最近買ったプリンターは、LINEでもらった画像をプリンターにも直接送ることができて、印刷することができた。
すごく便利だった。スマホアプリを入れなくても印刷できることが新鮮で、とても自然だなって思った。
サービスとサービスがつながって、新しいサービスが出来るのはとても面白いね。
近大マグロとか、フーターズとか、VRのアダルトビデオとか、ドローンとか。
こういうものを企画した人は、きっと最初は「バーカ」って思われたんだろうな。それでも、誰かがやり抜いたから今がある。
僕はこういう素晴らしいものを作った人たちを知ることはないけれど、心の中でいつも「すげーやつがどこかにいるんだな」って、思っている。