2018-08-22

スリッパをはけ

同居人いくら言っても室内でスリッパを履かない。

仕事から帰ってくると裸足でぺったぺったぺったぺったと

足を床に張り付かせる音をさせながら歩く。

うちはフローリングCFで、絨毯やカーペットの部屋はない。

その音が耐え難いほど不快で、聞きたくないか耳栓をしている。

集合住宅なので、夜に大きな音を出すのは嫌だし

 イヤフォンでずっと音楽を聞いてたらこっちの耳がおかしくなりそうだから

何故履かないのかというと単純に「履きたくない」かららしい。

ずっと靴を履いているから家では開放されたいのだろうが。

何も自分の部屋内で履いてくれとは言わない、共有部分では履いて欲しいだけだ。

足の裏にも汗をかく、床に汗と一日繁殖させた菌をばらまきながら歩くのは不潔だ、

もしかして水虫菌をばらまいているかもしれない(気づかずなっている人もいる)、

誰しも無菌と言うわけではないしいっさい汚すなと言うのではない、

毛が落ちるなどどうしても防げない現象には文句を言わないが、

ただスリッパを履いて欲しいだけで、それで防げるものを、何故履かないのか。

言うとへらへら笑って逃げ出すかごまかすかで、絶対にわかった、履くとは言わない。

理屈として自分のほうが分が悪いことは理解しているからか、

「え~~でも~~」などと言いながら逃げるだけ。

こちらを論破するくらいの理屈反論を並べたててくるならば、

まだ「そこまでの思い入れがあるならば」とこちらも思えるものを、それもない。

(まあ、言い返せないのだろうが)

帰ってきてすぐに風呂に入るとか、足を清潔にする配慮をしてくれればまだしもそれもない。

いつまでもだらしなくリビングテレビを見て、そのまま風呂にも入らず寝落ちしてたりする。

今夜もぺったぺったぺったぺった、汗と汚れを床にスタンプする音が聞こえる。

正直、育ちが悪いと思う。他人の家にも裸足で上がる人間なのだろうか。

うその音が妖怪が歩いている音にしか思えなくて、

ぶっちゃけ奴はチビデブブサイクおっさんなので、もう妖怪しか見えなくて、

心の底から気持ち悪いし怖気がする。

奴にスリッパを履かせられるならそれで解決する問題だ。

だが無理だろう。40過ぎた人間はそうそう変わるまい。

そもそも自分から変わる気のない他人を変えることなどできないし

他人を変えようとするなんて傲慢なのかもしれない。

変わってくれればという期待もとうに捨て去った。

そんなわけで、一番合理的かつ早い方法として

離婚して出ていくことにした。

今夜はお祝いだ。

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