最近、ベンチャー経営者何人かと話したけど、その人たちはたまたま、
弱い人を助けようとか、差別を是正しようと考えに難色を示す人ばかりだった。
もちろん公ではいけないことだというポジションを取っているが、
酒の場の本音ベースでは、弱者は運が悪かっただけでしょ(ならまだいいが、酷いと努力不足でしょ)で一蹴。
むしろ、なぜ成功者の幸福のさらなる追求を抑制するのか、という考えだ。
それどころか、全体の利益を考えるなんて共産主義で、共産主義は失敗した体制で、
なぜ失敗を辿るのだ?というスタンス。
資本主義なんだから自分のことを中心に考えるのは当然の権利であり、
競争社会で他者を蹴落とす自分達が正しい、というようなことも言っていた。
まるで中学生のような短絡的な考え方だが、そもそもの定義を間違えているし、
別の定義の言葉を連想ゲームのようにテキトウに繋げて信じ込んでいる姿にはがっかりだ。
彼らは財を成すことには成功したが、全ての面において妥当な考えをできるわけではない。
みんなが求めているような不満が解消されることは難しいんだろうなあ。
そもそもその人達は個人主義ですらない思想に乏しい人だと思うけど? 個人主義ってwikipediaとかでいいから定義を読んでみれば、とても立派な思想だと思うはずなんだけど、 資本主義に...