と、今年じゃないいつかの夏に、誰かに言って欲しかったというだけなんだけど。
合格したと思ったら八月中に二次試験があったりしてさ、面接の対策やら実技の対策やら、今年の夏休みはちっとも夏休みなんかではないでしょう。
せっかく授業も保護者対応もないのに、研修の資料作成も指導案作成も教材研究もできないじゃん、と嘆いた時代が自分にもありました。
初任者研修は凄い。一年目の人間を潰そうとしているのかというレベルで凄い。
仕事内容は変わらない。試験勉強ももうしない。でも、出張が多い。つまり自分の時間がガクッと減る。
講師の方が楽だったなと思う。正直思う。
どんだけ頑張っても、むしろ頑張るほど「講師のくせに」って白けた視線向けてくるダレカが一定数いるじゃん。
あれ皆無になった。やってることは同じなのにさ。一年更新を続けてく講師と、正規任用の教諭って、なーんかよくわからん違いがあるみたいだ。
同じ職場の講師仲間がみんな落ちて、自分だけ次の選考に進んだりしてさ。
受かったのに逆に肩身が狭くて、二次対策したいけど職場じゃできないとかさ。
足の引っ張り合いみたいなこともあるかもしれないし、もーやってらんねーってなるかもしれないけどさ。
とりあえず目の前の試験もうちょっとクリアしてみると、見えるものもある、かも、しれない。
勉強できる子もできない子も、生活習慣しっかりしてる子もしてない子も、センセーの話よく聞く子もさっぱり聞かない子も、結局のところさあ、全員めっちゃ可愛いじゃん。
半年ごとの契約更新とか三月に契約が切れることとか教諭の皆様方のお伺いをたてなきゃいけないとかさ、
そういうこと考えないでガッコのセンセーに集中できる。
それはすごいよかったなと思う。
頑張って試験乗り切ってください。