公正な比較はできないんだけど、アカウント数および有償プラン契約数でいうと少なくとも国内のSlackはTeams(Office365)の足元にも及ばない。
https://www.publickey1.jp/blog/18/slack.html
国内だとSlackは無料アカウント含めて50万、有償プラン契約数は15万というのが上記の記事に書かれてる。
全世界だと有償プラン契約者数が300万人以上、ということらしい。単一機能のサービスでここまでの規模に成長しているのはまさにチャットツール市場の覇者と呼ぶにふさわしい。
一方のOffice365なんだけど、Teamsを今まで利用可能だった商用の有償プラン契約数は1億3500万人のMonthly Active Userと下記の2018年1~3月期の決算資料に載っている(スライド9枚目)。
流石に契約者数は明かしてくれないらしいが、Teamsを今まで利用できなかった一般消費者向けの契約者数は約3060万人契約とのこと(スライド10枚目)。
ちなみに少し前に発表されたSurfaceGoの国内版にだけバンドルされて大顰蹙を買ったOffice売り切り版は収入が16%落ちてるらしい。
クラウドへの移行が着々と進行中、という今更説明するまでもない状況みたい。
契約者をいくら誇ったところで、Teamsの利用者の声なんてあまり聞こえてこない。下記のブコメでも「実際に利用して具体的な意見を書いている人」は驚くほど少ない。
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1132746.html
Office365を企業で大々的に導入している職場をいくつか経験した自分の感覚としても、Teamsをまともに利用している職場は見たことがない。
存在自体を知らない、モノ好きの情シスが適当に使ってる、大規模導入の検討初期段階、といった感じのところが多いのでは?
利用できる契約者は多くても、そもそも存在自体があまり知られてない、というのがMicrosoft Teamsの現状。
Slackはそもそも単一機能を売っているという関係上、契約者はチャットツールを使うために契約しているわけで、Slack契約者≒Slack利用者となるわけだが
Office365はそもそも「情シスの買い切りOfficeカウント地獄からの解放」というお題目や、
「メールサーバの運用からの解放」などといった感じで、Teamsを主目的の一つとしてとらえているユーザーがそこまで多くない感じ(そもそもOffice365リリース当初には無かったサービスだし)。
なので、Office365契約者>>Teams利用者となる。
個人的な見解は「ユーザー数拡大ももちろん視野には入っているだろうが、認知度向上の方が比重高いのではないか?」という感じ。
まずはニュースサイトが分かりやすい構図として「MSのSlack対抗サービスがついに無償化」みたいな記事を出せば「あぁ、うちが契約してるOffice365にもチャットツールあるんだ」と知ってくれる既存契約者も多いだろう。
それによって利用率向上を狙っているのでは、というのが自分の予想。
Slackへの攻勢をかけるという線も薄い。
わざわざ自社より小規模でロイヤリティ高くて引き剥がしにくいユーザーを狙う意味がない。
そもそもOffice365自体の契約者数は絶好調で成長中だからね。
よく言われることだが、Microsoft TeamsはSlackのパクリから始まったサービスだ。
それは間違いない。
ただ、現状のSlackとはターゲットユーザーが違う関係上、進化の仕方が微妙に違っている。
コミュニケーションプラットフォームという大枠の括りは一緒でも、自社内にチャットツール以外が無く、外部との連携で機能拡張をするSlackとは対照的に
Office365のビジネスプランにはMicrosoft版IFTTT的なFlow(これも始まりはIFTTT的な感じだったが、もはや全くの別物になった)や、
Microsoft版TorelloなPlanner、Web版Office(プランによってはクライアント版)、Sharepoint、Exchange、何でもありだ。
流行り物はどんどん巻き込み、投げ売りといってもいいレベルの価格付けでユーザーを囲い込んでいってる。
Plannerが無償版なしだったり、Flowの無償版がお遊びレベルの内容なのと違って、Teamsの無償プランがここまでのレベルなのは
単一サービスで300万以上の契約を勝ち取るクオリティ、リテラシーの高いユーザーによって構成される成熟したコミュニティ、
チャットツールの無償版なしではOffice365の契約が切り崩されかねないという危惧もあるのだろう。
チャットツールが代替するものとしてよく挙がる「メール」はOffice365で重要な位置にいまだあるわけで、
下手にSlack導入して「あ、これメールサーバ要らんな」みたいなことになると、Office365自体の契約も危ういわけで、必死になるわけです。
もう諦めて Slack 買収した方が良いのでは。
諦めるどころか、これから防衛戦頑張らなきゃならないんですよ。
買っても大したユーザー増にならないし、どうせ既存ユーザー逃げるし、金の無駄でしかないから
買収の線は薄いんじゃないですかね。
Trello対抗にとりあえず作りましたで後は放置のPlannerやWunderlist買収してから放置のToDoとかと同じ末路を辿る予感しかない
PlannerやToDoはバックエンドのAPI整備がやっと最近ひと段落したので地道に改善はしてたみたいですよ。
そのおかげでまだ不十分だけどFlowのトリガーとアクションが追加されたしね。
僕らのYammerが転生したってこと?(・・?)
Yammerって気軽に投票募れるぐらいしかTeamsに対する優位点見出せないんだけど、
ちょっと前にデスクトップアプリ出してきたりと、まだなんかやろうとしてるみたいなのが意味不明。
Skype for Businessを生贄にするぐらい今のMSはTeamsに本気だから、当分大丈夫だと思う。
上にも書いたけど、はっきり言ってチャットサービスとしての完成度はSlackが上だと思う。
Teamsは結構使ったけど、よく言えば頻繁に機能追加される。悪く言えばそもそも機能が足りてない。
1年以上前のリリース当初は場所によってIMEがONにできなかったりしたしね。
あと機能追加もよく言えばコミュニティベースだから、機能要望を挙げて、それに賛同者を募って
多数の賛同を得られないと開発者の目に留まりにくい。たまに投票数の低い案が優先的に実装されたりもするけど
基本的には投票数の多い案件から実装機能が選ばれることが多い。
ただ、わかってる人がゴリゴリ使い倒す、っていう方向でクオリティを上げてるSlackに対して
TeamsはあくまでもOffice365との密な連携を主題において、外部とも連携できるように、っていう方向なので
ターゲットユーザーがそもそも被らないのでは、と個人的には思ってる。
Slackに満足してる人はOffice365に囲われてるおまけって時点でTeamsの印象悪いだろうし、
Office365についてくるTeamsで十分な人はチャットツール単体に1000円/人月なんて払わない。
MS側もSlack対抗というより、Slackが開拓してくれたチャットツールという新たな魅力でOffice365の契約数を増やしたい、という感じに見える。
Slackそんな使いやすいか?ログ検索は遅いし 文字がでかくて流れるのも早い。 あれapiで他のアプリとの連携をして活用できてるならまだしも、 実際結構な数の企業が「世界でslackが使わ...
Slackの検索って、ほんと使いづらいよね。 俺が使い方わかってないだけかな?
いやアレ実際クソ使いにくい。あと何であんなに遅い。 過去ログ追うのも大変だし、もちっとuiなんとかしてくれと。
まず、特定のチャンネルに限定して検索を行う方法がよくわからん。
そういや俺もわからん
Teamsの新機能関連で「おっ?!」と思ったのは、新メンバー追加時に過去ログ含めて同期出来るヤツだな。 新メンバーが参加後だけじゃなくて参加前の流れも追えるってOffice365の導入企...
Teams 気になったので調べてみたら、slackのuiパクってて馬鹿なの死ぬの。 お前のところは昔Microsoft chatがあっただろ!アレでいいんだアレで!
流れてもいいコミュニケーションを迅速にするためのツール、なんだろうね。 重要な残すべき記録は外に連携しろ、って事かと。 そういう割り切りも高評価の一因だと思う。 MSのuservoice...
結局馬鹿なユーザが一番悪いんだろか
そもそもOffice365っていう頭の固い企業が多い(個人的なイメージ)サービスのユーザーに 流行りモンのパチモン押し付けたって、コンセプトちゃんと理解したりせず 自分たちの過去に使っ...
コレは私だけではなくて多くの人が言ってることだけれど、 Slackは管理職には負担が大きいツール。 「いや、Slackで報告しましたけど」になることが多い。 プロジェクト毎、担当者毎...
ほんこれ。特に日本は「海外で流行ってるから使います!」で、 「何のために」が抜けてるから、結局コミュニケーション向上に あまり繋がらなかったりする。 グループウェアやら社...
それ「Slack」の問題じゃなくて「チャットツール」の問題だな。 結局、流れてもいい話を迅速にするためのチャットツールにすべての連絡をまとめようとしちゃうんだよな。 そういう使...
ちゅかslackがやばいというけども、icqといい、skypeといい、 結局一時代は築くけれども、しばらくしたらまた新しい コミュニケーションソフトにとって変わられてるんだよね。
コミュニケーションに「唯一無二の正しい方法」なんかないからな。
面白いのがそんな中でもipmessenger がずっと使われてる会社があるってこと。 あれ実はslackより有能なんじゃないのか。ポップアップするから気付きやすいし。
ipmessengerとLyncが並立しているという非効率の塊のような環境でしばらく働いたからipmessengerが残っているという話をポジティブに受け止められない 単に新しいツールに息を揃えて移行で...
そう言うとまるで新しいツールが全てにおいて優れていると思いがちだが、 ちょっと待てと。日本家電を見てみろ。ゴミみたいな使いもしない機能てんこ盛りで ユーザビリティを下げま...