2018-07-05

茶の間ヅカオタ記

大好きだったタカラジェンヌさんが退団されて、そのファンクラブ解散式に行ってきた。

芸能事務所にも所属が決まって、恐らく東京メインで今後は活動されていくのだろう。

遠征は出来ない身の上なので、彼女活躍を間近で見ることが出来ないことは残念ではあるが、覚悟していたことなのでそれほどダメージはない。

退団してから久しぶりに会う元贔屓の姿に、私は一体何を想うのだろうと戦々恐々としていたのだけれど、案外あっさりとしていて、ただ楽しかったという想いしかなかったのが意外ではあった。

もっと、会えたことに感極まるとか、タカラジェンヌでなくなってしまった彼女に対して絶望するとか、変化に戸惑ってロスに苦しむとか、そういうことを想像していた。

でも違った。

久しぶりに会った彼女は在団中とあまり変わっていなくて、そうそう数カ月で激変するわけもないなと冷静に思った。

着る物が女性らしくなっても、中身は同じだし、髪もそんなに伸びてない。

ただ綺麗に彩られた爪が、一際存在感を放っていて、なるほど元男役が退団後にすることと言えばまずはネイルというのは都市伝説じゃないなってことを確認した。

在団中の思い出を語るというよりも、これから展望を語るという面が大きくて、未来が楽しみになった。

遠くからではあるけれど、彼女の今後の活躍を祈りたい。

そして久しぶりに会ったファンの仲間たち。

奇譚のない意見を交換し、いろんな屈託をぶちまけ合えたことが、一番楽しかった。

同じ人を好きだったはずなのに、見える景色はこんなにも違うんだなぁって発見もあった。

彼女言葉一つとっても、受け取り方や感じ方が全然違っていて、その差異面白かった。

人はきっと見たいものしか見ないように出来てる。うまく出来てる。

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