知り合いが公立こども園の先生をやっている。工作やおたより作成のために休日も持ち帰り仕事しているそうな。
なんでもお便りはこのご時世にペンで書くという。効率化という概念はないのかと聞くと、職場でそれがルールになっているとのこと。
自分はルールは変えるべきモノだと思っているのだが、ルールをルールのまま受けとる人は多い。確かに守ることや周囲に合わせることには価値があるし尊ぶことなのかもしれないけれども、それは同じ人間が作り出したものだということを意識していないのだろうか。環境に応じて適切に世界を変えるという思考は、確かに森を切り開いてきた欧米人こそ得意なものであり、自分のためにも周囲のためにもなると思っていたい。自然とともに生きてきた日本人は流されるのが得意なのかもしれないけれども、それ以外の発想にも価値があることを意識したい、と思った。