8冊という長きにわたって二人のじれったい恋愛を見守ってきた者としては、ふみちゃんが幸せになったことを祝福する一方、中盤からの物語の中心であったはずのあーちゃん側の気持ちについては納得できないまま、強引に終わってしまったことが残念です。
女性としては、同性に興味の無いあーちゃんがどうやって肉体的欲望も含めた恋愛感情をふみちゃんに抱くようになるのか、作者が女性だからこその説得力のある流れを期待していたんですが。
きっかけと結論だけが描かれて、何を考えてどう悩んだ結果そういう結論に至ったのか全然分かりませんでした。
芽生えというか種みたいなものはあったけど、ずっと根腐れしてた
時間と距離をおくことで腐らずにほっとしてじんわり育っていた種が、
ふみちゃんが別の女性と二人で楽しそうにしているという水を与えられることで、
一気に発芽した
どっかのブログでみたが、1巻最初があーちゃんおきなさーい!ではじまり、
ラストは逆にあーちゃんが先に起きてふみちゃんにおはようと声をかけるところで終わる
1巻の時点ですでに種自体はあった