2018-04-19

製造業給料体系

数年前に就活した機械修士今日は年休消化マン)だが、当時はやりたい仕事ばっか調べて待遇面を適当しか調べてなかったので当時の自分に伝えたい内容を書く。

たまにはハードウェアエンジニアの話なんてどうかしら。

会社給料体系を知るために適当ネット検索した年収ランキングみたいなサイト会社の平均年収鵜呑みにしてはいけない。

製造業総合職と同数くらい工場で実際に作業をする現業職の人たちがいて、給料テーブルが違うけどそれらをまとめて平均化された数字になってるかもしれない。

総合職として就職するのであればその平均年収が全社員のもの総合職だけのもの確認してな。

あと会社昇給具合を知りたかったら「mynewsjapan」で画像検索してみると色んな企業総合職昇給カーブなんとなくわかるとうからおすすめ

まあ一番はOBとか知り合いに実際の状況聞けたら一番だ。

リクルータやってる身からすると、携わりたい業務ベース質問学生から多いが、待遇関係もどんどん聞いていいからね。

②ある程度の規模の製造業に入って数年でとてつもない成果を出したってシリコンバレーファーウェイ日本IT企業コンサル外資金融みたいな給料がもらえる昇給はない。

(もちろん昇進が早まって、同期からしたら高給にはなるが、まあそこは数年早いくらい。)

なぜなら労働組合いるから、会社側が少数の人に特別給料テーブルを用意出来ない可能性が高いからだと思う。

会社就業規則作成できるが、労働組合がいたら団体交渉の結果締結される労働協約があり、そちらの方が優先される。

結局は就業規則労働協約となるが、それはつまり労働組合が納得したものになっている。

経営側が有能な人材確保のために特別給料テーブル作成することを強く推さない限り、現業職が多くいる製造業で、総合職の中でもさら特別給料テーブル組合容認することはないだろう。

あと会社ごとに労働組合意向は変わると思うが、製造業労働組合業界別の労働組合の傘下になっているか業界トップ会社が変わるとかしない限り一社だけとびぬけたこともできない。

組合員じゃなくて、管理職相当である組合員の給料テーブル労働協約範囲外だから、そっちならあるかもだけどまあ組合である若い内は出来るやつもできないやつも年収に差はそんなつかない。

とまあこんなところ。

ここ数年は時間外労働特別条項最大限まで働いていたからそれなりの年収だったけど、働き方改革でしっかり制限がついた。

前までは月制限が大きかったから45時間以上残業するときは60時間以上の割増率適用をフルに生かして年間でメリハリつけて稼げたけど、働き方改革のおかげで社内の推奨月制限も厳しくなったから、60時間以上の割増がそんなに適用されずに稼げないまま年間それなりに働かされることになりそうだ。

どうせ働くなら稼ぎたいし、やりたい仕事に就けてもお金欲しい。

製造業での技術就職はやりたい仕事です!いれてください!ってやるけど、やりがいの名の下に待遇面を軽視するのは後で後悔するから気をつけようね。

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