2018-04-15

インターネットは「話の合う人間」の選別が進みすぎた

恐れていたことが置き始めている。

インターネットにおける人間関係の多くは「偶然の出会い」と「現実では相手が見つかりにくいネタを投げ合える相手」という形で行われている。

しかし、今やネットにおいては、その両面に置いて早々にネット超人気者が圧倒的力によって1人1人の出会いコミュニケーション可処分許容量をキープしてしまっている。

アレルギー薬がアレルゲンと繋がる前の受容体を埋めてしまうかのように、圧倒的速度で「他人とつながる機会」と「他人とつながる理由」を埋めていってしまう。

その結果、ネット世界人間関係は、絶対的人気者とその取り巻きという構造に飲み込まれつつある。

人気者でもなんでもないユーザーHNはもはや運営側がBANするための識別コードしかなくなるだろう。

取り巻き同士の間に横のつながりが生まれることはない。

横のつながりが生まれレベルに界隈で目立つような取り巻きリンチされ、それを恐れて誰もが互いに距離を取るだろう。

とんでもない地獄だ。

ネットによって自分の実力が可視化される」という流れが、人間関係の構築力にまで辿り着いた。

もはやネットにおいて知り合いを作ることは容易ではない。

現実の方がまだずっと楽なぐらいだろう。

恐ろしい時代になったものだ。

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