Mマスは稼働直後からのPで、かけてるお金やら時間やら考えるとまあわりとがっつりPなんですけど、最近コンテンツに色々思うところもあって今回の3rdライブツアーは担当ユニットの出演日だけ現地参加してあとはLVも見送ろうと思ってました。LV行かなきゃがっつりPじゃないかもですね。すみません。
見送ろうと思ってたんですけど、担当の出演した公演があまりにもあまりにも良く、私が最近SideMに対して持っていた思うところを感じないライブだったので、やっぱり楽しめるかもしれない、と思って福岡公演のLVチケットを取りました。申し込みなんてしてなかったので譲渡探しました。福岡LV激戦でしたね。
LV自体がものすごく久し振りでした。私は声ヲタでもあるので、そういえば「SideMのライブ」を純粋に楽しもうと思ってるのも久し振りだななんて思いました。推しを目で追うことに必死にならなくてもいいのだという気持ちの余裕。担当ユニットが何を歌うか、出番はいつかとそわそわしなくてもいい、提示されるセトリをただ楽しむだけでいいという気楽さ。思いっきりコールしてファンサにキャーキャー言って楽しんで帰ろう、と思いました。
なんでこの文章を書こうと思ったかというと、予想に反してものすごく号泣してしまったからです。
個人的すぎることで誰に読ませるでもないな、と思ったのでここに書きます。
今月誕生日を迎えました。
私は小さい頃からずっと夢があって、自分なりにずっと頑張ってきたんですけど、うまくいかずに叶えられないままこの年齢になってしまいました。
私のその夢はこの年齢がひとつのボーダーラインです。今後絶対になれないわけではないけど、今までに比べたら格段に実現できる可能性は減る。
誕生日を迎えるのが怖くて、このまま一生無理なのかもしれないと思ったらすごく辛くて、自分なりには頑張ったけどどうしてもっと頑張らなかったんだろうとか、私の夢を手に入れている別の人が羨ましかったりだとか、どうして自分はあの人みたいに出来なかったんだろうとか。
応援してくれている人たちに申し訳なくて、いい報告ができない自分が情けなくて。最近ずっと何をしても楽しくなかったし、これからそれを手に入れられないまま終わる人生を考えるともうこれから先楽しいことなんて何もないように思えました。
多分それが辛くて、ちょっとでも楽しいことをしたくてLVのチケットを取ったのかもしれません。
開幕がFTTFだったんです。
ごめんなさい、実はこのCD買ってないです。幕張初日に初めて聞きましたが、現地だったのでパフォーマンスに注目していて歌詞はあんまり聞いてませんでした。今回のLVで初めて、落ち着いて、歌詞を聞くことができた。
君はできる、なんだってできる。
君はなれる、なんにだってなれる。
追い掛けたいと思うことに遅すぎだなんて言わせない。
そんな歌詞だったんですね。
なんかもう、ボロボロ泣いてしまって。これ泣く曲じゃねえだろー!と思いながらも涙が止まらなくて。
S.E.Mは元高校教師のユニットですし、あくまでこれは10代の、年齢制限なんてない未来を選べる人に向けたメッセージなのかもしれません。私は成人です。でもS.E.Mの3人自体が成人で、そんな3人の大人が進む道を選んで変えたうえでこの歌を歌ってくれているのは、私にとって大きな励ましでした。追い掛けていいって言ってくれるのが嬉しかった。
で、もふもふえんは2ndのときから何度聞いても普通に泣いてしまうので涙を止めることができないまま歌パレ。
夢を叶えられないまま今ここにいる私も、なんにも糧になっていないわけじゃなくて、ちゃんと積み重ねてきた時間や経験っていう物語があるのかもしれない。
もっと頑張ればよかったとか、あのときこうしておけばよかったとかすごく思ってしまうけど、それでも今までの人生は無駄じゃなかったのかもしれない。
また号泣しました。この3曲中ずっと泣いてしまった。担当ユニットのステージでも泣かないのに。
私が、SideMを好きだなって思うところってここだったんだなあ、とあらためて思ったんです。
今までいろいろあった人もいろいろなかった人も、みんなが前に向かってる。前を向こう、向いていいんだよって思わせてくれる。
SideM、私は大人になってから出会ったからこそ色々刺さったんだと思います。大なり小なり挫折とか諦めを経験したからこそ。
私が一番SideMの楽曲の中で好きなのがスタセレなんですけど、この曲聞くと本当に頑張ろうって思えるんですよね。看板ユニットのドラスタが、この曲を歌ってくれていることがすごく嬉しいなってずっと思っています。
あと!担当バレるので名前は出しませんが、担当の曲からもすごく元気を貰って!ます!!聞くと本当に頑張ろうって思える。大好きです。
何が言いたいかっていうと、SideMに思うところは色々…本当にいろいろあるけど!でもやっぱりこういう、コンテンツ自体のテーマというか、それがぶれない限り私はSideMが好きだし、元気を貰っていくんだろうなあと思いました。今回の福岡公演にLV参加できて本当によかったです。ありがとうございます。
こういう女のコンテンツ語りに自分語りを挟んだ文体って飽き飽きするほど見かけるんだけど、いったいどこで練習してんの?