こういう漫画(?)がバズっているらしい。
これを読んで、昨今のフェミニズムの歪みを感じた。
「(この作者のいう)フェミニストになってはいけない」と強く感じた。
アホらしい。
性犯罪が許されないのは当たり前。被害者を(理由もなく)非難するが許されないのも当たり前。
(↑に「理由もなく」と書いたのは、はあちゅう氏の件などを意識している。全く非難されてはいけないという訳ではない)
しかし、この作者のように一方の側(この場合は「女叩き」)のひどいところだけをピックアップして
試しに「男叩き」で検索してみるといい。性別を裏返しただけのほとんど同じ光景が広がっているから。
そもそも、フェミニストとは女性を守る存在ではない。女性を対等に扱う思想であろう。
それを言うに事を欠いて「女性を守る」ことを「フェミニストになる」とは笑うしかない。
「女性は守るもの」という思想のどこが女性を対等に見ているというのか。
「そうは言っても女性は(身体的に)弱いから守らなくちゃ」という意見もあるかもしれぬ。
その考えは否定しない。私もその考えがないとは言い切れない。
しかし、その考えは捨てねばならぬ。フェミニストになるためには捨てねばならぬ。
男性が女性と対等である以上、男性は訳もなく女性を守ったりしない。それが基本だ。
(もちろん、半径5メートルの(身近な)女性を守ることは否定しない。)
男女平等を旨とするフェミニズムに忠実たるには、女性を守るという思考は捨てねばならない。
そして、「女性に攻撃(物理除く)してはならない」というのも捨てねばならぬ。
男性は、他の男性を故あれば攻撃する。思想の違い、相手のミス等々。
無論、その理由の妥当性は別途検証されねばならないが、「女性だから」攻撃しないのはフェミニズムに反する。
現状、「女叩き」があって「男叩き」があってその理由もわからない戦争が続いているが、
個人的意見としては、男性視点では(旧来の不平等の解消として)既得権を奪われ、
しかもそれ以上の(表現規制、女性専用車両など)の攻撃を受けていると見えても仕方ない状況。
当然、反撃は来るだろう。それを非難するのはフェミニズムではない。
再反撃、反論は勿論するべきだろうが、しかし反撃されること自体を非難してはならない。対等であるならば。
とはいうものの、最近では女性が「フェミニズム」を求めていないような気もする。
・払ってほしい
・守ってほしい
といった声が大きく聞こえる。
これが女性から出てくるということはフェミニズムは望まれていないのだろう。
我々はフェミニズムを捨てることを考えねばならぬ。
しかし、「払うだけ」「守るだけ」というのも業腹であるし、筋が通らない。
女性の側にもフェミニズムで得た権利を手放してもらう必要があるだろう。
ここまで考えの赴くまま書いていて、「タイトルとリンクしていない」ことに気が付いた。
だから、「男性がフェミニストになってはいけないワケ」を書いて終わりにしたい。
それは、
長い割に中身がない 試しに「男叩き」で検索してみるといい。性別を裏返しただけのほとんど同じ光景が広がっているから。 ちなみに今日の増田の議題はこれです。
うん、その、アホらしいものを読んだり、あまつさえアホのために考えを巡らして長文書いたりしない方がいいよ。 しょーもないはてなブロガーなんかへの対処と同様、距離をとって生...
(こういう一方的な攻撃が)アタイ…ゆるせへんっ!! ゆるせへん…アタイ…ッ!
こういうあからさまな「女性のこと大事にしようぜ」漫画を書く男は、 「女性の味方になってくれてありがとう!」って近付いてくる女とあわよくばセックスって事ぐらいしか考えてな...
ワンチャンあるで!