森友の問題で鬼の首を取ったようなマスコミや野党や多くの国民がいるみたいですが、それで本当に国家が前進するのでしょうか。
本当の問題はマスコミや一部の政治家が日本の現在の問題を正しく捉えていないことではないでしょうか。
国家のリーダーは国家の成長を導くため、課題設定をし、解決策を示し、実現するための体制を築くこと。
ますます深刻化する国際情勢や中長期に衰退していく経済予測、多様化、複雑化している社会問題など集中して取り組んでほしいことが山ほどあるはずなのですが。
難易度が高い問題に取り組まなくてはならない行政機関が、その問題に取り組めなくして日本を沈没させようとしているように見えてしまいます。
政治の世界は利害関係者が多すぎて強力なリーダーシップを出しにくいとは思いますが、本当に取り組まないといけない問題はなんなのか。
国民が選んだリーダーが、リーダーとしての責任を果たせるように支援することが、国民のあるべき姿なのではないでしょうか。
もちろん不祥事は問題なので放置できませんが、たくさん小さな問題を起こすが国家を前進させるリーダーか、問題を起こさないがなにも行わず国家を衰退させるリーダーが、どちらがよいかと選べるならば、私は後者よりは前者でよいと思っています。