2018-01-01

他人がいらない未来

個人がエンパワーされ、なにもかも一人で出来るようになるということは、他者がいらなくなるということだ。

人類は、種を存続させるために、社会を作り世代を重ねるという戦略を実行してきた。しかし、テクノロジー進化文化的進化などによって、他者社会)を必要とせずに、その目的を達成するための方法発明すれば、社会は消えてしまうだろう。

人類は、これまでも種の進化ではなく、テクノロジー文化進歩によって可能性を拡げ、結果、種としての繁栄を手に入れてきた。

狩猟採集生活のようなその日暮しから、農耕による富の生産と蓄積を行い、テクノロジーによってその富の生産量を爆発的に増やし、幾多の戦争を経て富の分配方法発明してきた。

いま人類は、進歩によって個人にエンパワーする方向に進んでいる。

その先には、個人他者必要とせずに何もかもが出来るような未来があり、社会の形は大きく変わるだろう。

もちろんこれは、a future であり the future ではない。

しかし、私は一人で生きられるに未来希望を持つ。

それは、悟り世界かもしれないし、絶望の世界かもしれないが、いまの世界よりはましだ。

社会によって生かされたり殺されたりしない未来だ。

そのままの自分を(意識することすらなく)肯定する未来だ。

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