まだ2017年にも関わらず、
2018年福袋ネタバレなどという「未来予言」が書いてあるサイトが多数ある。
単純に来年の参考に今年の福袋の中身が知りたい人にとっては迷惑だ。
その話題についてまとめる経緯、もくじ、情報、おわりに、という定型の構文にそった所謂まとめサイト。(ここでは2chまとめサイトについては触れず、上記の定義に当てはまるものをまとめサイトとして扱う)
このようなサイトは金儲けの手段だろう。よく見る「儲ける方法!この方法なら無料で稼げる!もう働かなくていい!」というバナーをクリックし、なんやかんや金を払い得た「方法」が、広告収入を得るためのまとめサイトの作り方ということなのかもしれない。
(実際には売る方側にとっての儲ける方法だが。)
あれほど類似した内容のサイトを複数人が偶然作成するとはとても思えない。
個人的には広告収入で金を稼ぐことは悪いことではないとは思う。
問題なのは類似内容の、情報をまとめただけの多数のサイトがあるために、その元の情報を持って
いるサイトにたどり着きにくくなること。
また、本当のことのように嘘が紛れていることがあること。
というネットリテラシーについての、ひろゆき氏の有名な言葉がある。
確かにそうなのだが、そうも言ってはいられない時代が来たのではないだろうか。
上の言葉が生まれた時代はネットが普及したてで、限られた一部の人々が情報交換ツールとして利用していた。
玉石混交なのは今も変わらないが、少なくとも利用者と、利用はしないがネットを見ている(知っている)人達には「話半分」で受け取るものという認識があったのではないだろうか。
しかし現在では、現実イコールネットといっていいほどプライベートでも仕事でもネットが利用されている。
分母として利用者が増えれば、「うそはうそ」が理解できない人、実践できない人が増えるのは当然だ。
そういった利用者はまとめサイトのような不正確なサイトでも、「ネットで検索した」情報として利用してしまう。
その結果まとめサイトは無くならない。
「まとめサイトは利用せず信頼できるサイトを複数参照しましょう」
こう言い聞かせたとする。
とっくに言い尽くされた事をそんな長々と語られましても