2017-12-24

ファンタジー世界の剣と魔法戦場の主役足り得るのはどの時代までか

最近ようやく最終巻を買ったのでこの際だからゼロの使い魔最初から読み返してる

ゼロ魔世界って三銃士元ネタにしてる部分が大きい

三銃士時代って世界史的には三十年戦争辺りになる訳だけど、あのくらいの時代ってなんというかちょうどいいとゼロ魔読みながら思った

ファンタジー小説って剣一本でズバズバ大勢をやっつける凄腕の戦士魔法使い戦術兵器さらに凄い戦士魔法使いだと戦略兵器扱いされてたりする訳じゃん

でも近代的な武器大軍運用するノウハウが出揃ってくるとそういう人達って相対的地位が下がっていく

個としての強さよりも数を揃えることとそれを運用することの方が重要になってくる

もちろん魔法や個として飛び抜けて強い人を近代的な戦術に組み込んでいく事は当然あると思う

でもそれってファンタジー世界の剣と魔法、分かりやす英雄譚としてのそれではなくなる

戦車魔法兵の話とか面白そうだけど、どう考えても泥臭い話になるじゃん

ゼロ魔主人公である才人は作中である事情から7万の大軍と単騎で対峙することになる

その結末は一応ネタバレになるからさておくとして、それがお話として成立するのはゼロ魔世界観文明レベルくらいが限界だと思う

そういう意味でもゼロ魔世界観の扱い方は凄く上手いなぁって思う

プロに上手いって偉そうだとは思うんだけどそれ以外の表現が思いつかない

コンパクトにまとめた世界観に色んな要素を詰め込んでる

惜しい人を早くに亡くしてしまったのだなぁと改めて思った

  • あれはデルフというチート武器があるから成立しただけで、 基本的には魔法無双でしかない世界じゃん。

  • 仮にああいうラノベを現実世界に落とし込むとしたら、実際に主人公が倒したのは100人程度(それも工作部隊の綿密な計画のおかげ)で、それを7万人倒したと水増し発表して国民の士気を...

  • 終末のイゼッタは第二次世界大戦頃を舞台に魔女が活躍する話

  • 盗聴器に相当する魔法と、無線通信に相当する魔法があれば、それだけで無双できるだろう。

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