ちょうどリーマン・ブラザーズの影響で就職氷河期だ、と言われていた時に就活をしていたんだけど大概な会社に何社か遭遇した。
もっとひどい面接をされた、とかこんなん序の口だという人もいると思うけど、個人的にその中で印象的だったのを紹介したい。
・オリジナリティをだせ
って感じだったので、それなりに時間をかけて苦労して作成した。
そのかいあってか、エントリーシートは通って面接までこぎつけた。
特に自分は6時間かけて遠方からその会社に来ていたのでそれも含めて和気あいあいと面接は進んだ。
「合否は1週間以内に出ますが、落ちてしまった場合こちらからは電話やメールの連絡はしません。1週間経っても連絡が来なかった場合は落ちたと考えて下さい」
と言ってきた。
これに自分は頭にきたのをすごく覚えてる。
こちらは本気で取り組んで、時間もかけてお金もかけて面接にきた。
受かる受からないは自分の実力だが、落ちたことすら連絡しないのは何様だこの野郎と感じた。
サラリーマン金太郎的な感じでそんな礼儀知らずな会社はこっちから願い下げじゃい、落としてくれ
と言えたのならかっこいいが、こっちも就職難でヒィヒィ言ってたのでそれでも受かるのなら、と一言「わかりました」
返事をした。
少なくとも興味を持って受けにきた学生に連絡すらしないのはいかがなもんか。当時は買い手市場だったのでそんなことができたのか、はたまたその会社の風土なのかしらんがそういうことをする企業もいるので、勝手に内定を辞退する学生がいても非難される筋合いはないと思う。
それこそお互い様だと思う。
ちなみにその会社は落ちた