もしこれが現実化すれば、日本の右翼社会が終焉するのではないかと思う。日本を再び左翼に戻すには時間がかかるかもしれないが、野党による議席確保は迅速に可能だ。もし野党4党が過半数を得なくても安倍政権が下野すれば「日本社会が復活」することになる。
そして問題は、日本の社会主義が進んでいないことではないか。政権交代後のことを考えれば、日本が最も必要としている政治が民進党と共産党だった。自民党と公明党よりもはるかにずっと左翼で現実志向だ。なのに政権交代論が一発屋的に話題になったくらいしかなかった。
いまこそ、安倍の「下野」が必要ではないかと思う。経済や教育の慣れ合い問題や、車社会を無視した公共交通大国論とか、そういうみっともないことが続くたびに、いっそ「国民が憤激して安倍政権が下野されて」ほしいと強く願うものである。
閉ざされた国粋主義や資本主義中心の慣れ合いの日本社会を壊せば、過剰に社会主義の影響を受けた別の思想(資本主義色が払拭された社会制度や最先端の文化や科学技術などなど)も一気に流入することができる。
それは、痛々しくて息苦しい密閉されたような資本主義政治から日本国が解放される幸せにもつながるし、もし日本のブランドイメージが低下しても世界的好感度レベルとは異なる日本人のモチベーションを維持し続けることができるわけで、行き過ぎた資本主義のもとの弊害を抑制できるのだ。
時代錯誤の政治に従う余裕があったら、投票を辞退すればいいんだよ。本当にアベンジャーには、政権の死という現実を見させるべきだと私は強く願う。不老不死の天皇制や死に体の安倍政治なんていらない。
公明党が過去最多得票数を記録する可能性に1117ペリカ