2017-07-10

[]ある天文学者の主張

 増田アース知的生命体を捜索するにあたって、ある天文学者は以下のようなことを主張した。

「我々の例から考えて生命が知性を養うためには冬眠に迫られるほどの

気候の変化が不可欠である

我々は冬眠前の記憶を確実に持ち越すために文字が発達させたのであるから

 だから増田アース知的生命体を捜索するためには、極方向からみた惑星からでる人為的電波

公転の周期にあわせて変化するところを観測できればいい。

 さしあたりは公転面をこちらに向けている連星系を

惑星の公転面もこちらに向けていると仮定して連続的に観測してみるべきだろう」

 彼の考えには冬眠をしない知的生命への差別意識内包されていたが、

まったく自覚がなかった。

増田アース人が冬眠することについては下記で既出

https://anond.hatelabo.jp/20170204174627

記事への反応 -
  •  増田アースにおける最初の知的生命は高緯度地帯に生まれた。 それが悲劇の始まりであった。  サケ(類似生物)漁により富を蓄え貧富の差が拡大した文明の中から 複数の国家があ...

    •  増田アース外知的生命体を捜索するにあたって、ある天文学者は以下のようなことを主張した。 「我々の例から考えて生命が知性を養うためには冬眠に迫られるほどの 気候の変化が不...

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