2017-07-09

なぜスマホrootが標準で取れない不自由な端末なのか

スマホは小さなパソコンという見方もできる。ではパソコンはどうか

パソコン普通にメーカーのもの家電量販店で購入しても管理者権限利用者に与えられる。当然だ。使用者がAdministor権限を持てる。Mac脱獄のような特別なことをせずともroot権を得られるはずだ。

そのためパソコンの所有者は知識があればシステム深部をいじることだって可能だ。

さらブートローダだって(多くの場合)普通にアンロックできる(PCでこの表現おかしいかもしれないが)。BIOSでsecure bootを無効にするだけだ。LinuxだろうがなんだろうがOS入れ替え放題だ。

ではスマホはどうか。スマホarmベースコンピューターだ。組み込み機器寄りなため一般PC/AT互換機とは違う部分もあるが、ラズパイを見ればわかるように普通PCと似たようなものだ。

それなのにスマホroot権を堂々と得ることができない。端末の所有者に端末への自由アクセスを許してないのだ。これはおかしい。ブートローダだって簡単にアンロックできない。

もちろんスマホというデバイス特殊性から万人にrootを開放しろというわけではない。そうしたら情弱サポートが大変かもしれない。

しかし、技術好奇心旺盛な人が自己責任root取るのは構わないだろう。メーカーrootを開放しろとは言わなくてもrootを取るのを防ぐような小細工はする意味がないだろう。

あとアプリ開発側もやたらとroot禁止するのをやめてもらいたいところだ。ゲームチート対策上やむを得ないかもしれない。(PCゲームはAdministor権限有効でも遊べるが) しかしそれ以外で無駄root禁止するのはいかがなものか。

スマホにもラズパイのようなデバイス民主化が進むと嬉しい。

スマホ組み込み機器ではなくパーソナル・コンピューターであるべきだろう。

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