自分の一感情として赤裸々すぎるので、適当にフェイクを織り交ぜて書いたことを一番最初にことわっておく。
丁度昨年の今頃に入った、不器用でヘタレっぽい若い男性がいた。
そのFさんは、自分とは一回り以上歳の離れたかわいらしい人だ。
マッサージはそれまで色々な方にランダムに入ってもらっていたが、ある日ふと気が向き、受付で指名をたずねられたタイミングで彼にお願いすることにした。
それから約半年、天然なところは変わらないが回数を重ねるごとに施術は徐々に上手くなっていき、何より彼の純朴な雰囲気が魅力的に思えた。
(彼のかけているちょっとヘンテコなメガネも良きチャームポイントだった)
年始は忙殺されて疲労もたまり、年末以来久しぶりに店へ顔を出した。
Fさんは丁度別のお客の接遇中だったこともあり、指名をせず別の方にやって頂いた。
そしてまた別の日に指名をした際、これまでのFさんとは決定的に何かが違う。
上手く形容できないが、マカロニしか入ってないマカロニグラタンとか、味噌と出汁を入れ忘れて具を煮ておいた味噌汁みたいな、まるで別人のようだった。
首の寝違えをみてもらいに数日前、また顔を出した。
Fさんのマッサージが恋人向けに最適化されたせいで増田になじまなくなった説