ぐぐったらたくさんあるんだね。
読んでて思ったこと。
・創価学会の教えは現世利益追求みたい。宗教って死後の世界に救いを求めるものが多いもんだと思ってたけど、どうも創価学会は題目を唱えることが現世利益につながるという教えらしい。他方、死後どうなるかについては割とあやふや。
・上の教えの結果、脱会者が口をそろえて言うのは、「題目を唱えても何にも幸せにならなかったよ」ということ。題目唱えてたのに病気になったとか、受験に落ちたとか、熱心だったあの人も今は無年金だ、とかそういうのが多い。
・この点、死ぬまで幸福になるかどうか分からないキリスト教はうまいな、と思った。
・そう思っていても抜けられない人がいるのは、題目をやめることで何か不幸が起こると教えているのが一つの要因らしい。なので脱会者は「脱会しても別に不幸にならなかったよ」と言う人も多い。
・とはいえ脱会しても信仰までは捨てられず、別の宗教に走る(だいたい日蓮宗みたいだけど)人が多いらしい。ただそこでまたカルトに引っかかる人が多いとのこと。
・脱会者による創価学会、熱心な活動をする家族(「バリ活」と言うらしい)に対する罵詈雑言はものすごいけど、結構無理して言っているようにも見える。背骨から出る罵倒じゃないというか、縁を切りたくて必死になってる感じ。
・創価学会の集金力はやはりすごいとのこと。一応寄付(「財務」と言うらしい)は任意で、実際に全く支払わない人というのもいるらしい(それでも別に何も言われないとのこと)。ただ、題目を唱えるだけでなく、学会の活動を熱心にやることも現世利益につながるという教えらしく、救いを求めて高額の寄付をする人も多いみたい。そもそも100万人信者がいたとして、それが一人頭年2万円支払う(つまり聖教新聞をとる)だけで年200億円の収入なんだからすげーな。
・崇拝の対象は日蓮やお釈迦さまではなく、歴代3代の会長(理事長)らしい。特に池田大作先生の尊敬され具合はすごいらしい。
・上の結果、池田大作先生が亡くなる日(「Xデー」と言うらしい)には創価学会にはかなりの激震が奔ることが予想されるとのこと。
・被害者とはいえやっぱり人の悪口をみんなして言ってるのは見ててつらいなと思った。
※追記
書き終わってから改めてブログ見て気付いたんだけど、創価学会の教えから脱却するだけだと救いがないなぁ、と思った。
もともと、題目を唱える⇒現世利益を得る、という教えを受け容れていたのに、これをやめるとどうなるか。
「X⇒現世利益を得る」という図式の中で、題目に代わってXに入るものは何なのか、という話になる。
無宗教の場合、ふつうXに入るのは、努力だとか才気だとか運だとか、そういうものだろう。
しかし創価学会を脱会した人というのは、割と40代50代の人が多い印象を受ける(違うかもしれない)。脱会してからこれらを積み上げていくのは困難が多いだろう。
そうなるともう疑いを持っていたとしても辞めづらいし、辞めたとしても辛い人生が待ち受けている。
yamagiwaみたいなカルトを抜けた人のエッセイマンガもめちゃくちゃ面白かったよ カルト村で生まれましたってやつ
anond:20170111004516 自分も創価を抜けた身です(二世で親が悲しむので、籍は一応、残してある)。38歳くらいだったか。 別に他に救いを求めるものを見つけるつもりもないです。 普通のひ...
他方、死後どうなるかについては割とあやふや。 こういう部分は、地域のグループで口伝される非公式な教義があって、補完されている。 真言宗のような邪宗だと~~な酷い死に方...
親が創価だったけど「祈れば問題が解決する」っていう思想を持っているというのはたしかにそうだったよ。 何か問題が起きる→熱心に祈りを捧げる ってことをずーっとやってた。 ...