2016-09-16

はがき職人を生み出したいラジオ業界、そんなの必要ないリスナー

ラジオを聞く人なら絶対に「よく名前を聞くはがき職人」が居ると思う。

ラジオ業界で生み出しているのかもしれない。

よくラジオを聞いていて、よくメールを送っている。これは凄いと思う。

しかたらこういう人が、構成作家になっていくのかもしれない。

が、しかし。

ここ数年で始まったラジオが、色んなラジオに送っているはがき職人を頻繁に採用している。

スタッフたちもベテランなのだろう。

その人はそのラジオ常連となった。

毎週毎週ネタを考え送ってくる根性には敬服する。

でも、つまらないのだ。

ラジオ玄人には受けているのかもしれないが、つまらないのだ。

まらないなぁと思ってツイッター検索したら、わりとつまらないと言っている人が結構居たのだ。

そのはがき職人が、これもまたここ数年で始まったラジオメールを送っていた。

MCラジオを聞かない「タレント」だ。どうも構成作家スタッフラジオ沼にどっぷり、というわけでは無いらしい。

聞くところによると聴取率も良いらしい。

そんな中読まれた、はがき職人メール

ウケもすべりもしなかった。さらっと流されていった。

それ以来そのはがき職人は、そのラジオで読まれていない。

また違うラジオでも同じはがき職人メールを送っていた。すべった。華麗に滑った。

しかしそのラジオは、そのはがき職人メール採用し続けていた。特に受けた形跡も無い。なのに採用されるのは、多分スタッフ採用しているんだと思う。

ラジオ玄人スタッフが。

はがき職人は、アットホーム感を手っ取り早く生み出すのに良いのかもしれない。

ラジオ玄人によってピックアップされ、色んなラジオで使いまわされる。

それって、リスナーには関係ないことなのだ。番組との相性もあると思うが、滑ってるのにその番組で使う必要は無いだろう。ギャラでも払っているのか。

ラジオ業界は、ラジオ玄人によって構成され、ラジオ批評家によって保っている。

そこにラジオ玄人でもない人間が聞いたり、意見を出せる余地は無い。

なのにラジオを聞けと言う。

なのにラジオ離れと言う。

テレビ業界も似たようなことがあるが、そこよりひどいと思う。

そのラジオを、新しいリスナーに聞いてもらおうという努力。それが何十年も「電話企画」で補われているのだ。

聴取率週間になったら行われる電話企画。かかってくるかもしれない、という期待を持たせることで聞かせる…。そんなのだけで業界が保てると思ってるのが、逆に怖すぎる。

思考停止、ぬるい世界。もうそうだとしか思えないのだ。

ラジオを聞くことは、嫌いでは無い。

しかし好きなラジオが出来て、好きなラジオを毎週聞いていくと、いろんな違和感に気付いてくる。

業界体質の古さ。ここにラジオ業界がいつ気付くのか。

気付かずに終わるのか。

10年後ラジオ局があるのか。

心配だ。

  • そいつがただ単に送る量が多いから採用率が高いだけのつまらない奴って可能性は。 あと、そういう人って送る量も半端ないし番組側が気を使って採用している可能性もある。

  • ラジオ番組の世界にも三峯徹みたいな存在の人がいるんだろうか。

  • ラジオってやたら番組寿命が長いし、もはや内容を聞いているというよりは、その時間、その曜日に「それ」が流れているということで「ああ、そんな時間か」と、安心するというか精...

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